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「色」で観る『ルビー・スパークス』 恋が変える、カレを取り巻く世界の色々
劇中に登場する衣裳といえば、時代を反映したり、キャラクターたちの性格、育ち、ライフスタイルや経済状況、そして心理、感情、心の変化までを映し出したりする、鏡とも言える存在です。つまり、どんな映画にとってもファッションとは、昔から切っても切り離せないもの。ですが、数ある作品の中でも、特にその重要性が極めて高いものがあります。ちょっと不思議なファンタジック・ラブストーリー『ルビー・スパークス』もその一つ。本作は、若くしてベストセラー作家になったものの、もう10年も第2段が書けずに悩んでいるカルヴィンと、彼が書いた小説のヒロインで、現実世界に飛び出してきたキュートなルビーとの恋物語。ストーリーが進むにつれて起こるカルヴィンの変化が、彼を取り巻く世界に加わっていく色によって表現されているのですが、その色の源が「服」なのです。

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新大久保に「1年に12人の男」コラボカフェが登場!占いやスペシャル映像の上映も
映画『オールドボーイ』の制作スタッフが手がけ、全国ツアー中の「超新星」ソンジェとグァンスが初出演したことで話題のドラマ「1年に12人の男」。このたび本作のDVD発売を記念して、新大久保「THE SECRET」にてドラマとコラボした占いカフェが12月15日(土)と12月22日(土)の2日間限定で開催されることが決定!

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「世界で最も魅力的な女性」ランキング1位に輝いたのは、ジェニファー・ローレンス!
ジェニファー・ローレンスが「世界で最も魅力的な女性」に選ばれた。オンライン男性誌「AskMen.com」が世界中で約240万人を対象に行った調査結果を今月11日(現地時間)に発表し、飾らない素朴さが魅力のジェニファーが、2位以下を大きく引き離して圧倒的な1位の座を獲得したようだ。

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【シネマモード】キャメロンもおめでた!?『恋愛だけじゃダメかしら?』に見るプレママ
不思議なことに、私の周囲にはあまり“プレママ”(=妊婦、またはママ直前の女性)がいたことがありません。すでに子供が大きくなってから知り合ったママたちはいますが、妊娠時に知り合いだった知人や、出産経験がある親友は数えるほど。しかも、彼女たちのほとんどは、出産したのがそろって十数年前という具合。ですから、今、世の中のプレママ事情はどうなっているかなど知りもせず。そんな私が、現代のプレママたちの喜びや期待、不安や苦労、そして仲間へのライバル意識など、本音の本音を垣間見たのが映画『恋愛だけじゃダメかしら?』でした。

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有名レストラン×映画『シェフ!』 女子必見の特別コラボメニューが実現
先日、主演のジャン・レノが来日したことでも話題となった『シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜』。このほど、目にも鮮やか、お腹も満足な有名レストランとの特別コラボメニューが登場することが明らかとなった。

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『鈴木先生』×「孤独のグルメ」が奇跡のコラボ! 長谷川博己が松重豊とグルメ対決
昨年4月よりテレビ東京にて放送されたテレビドラマを映画化した長谷川博己主演作『映画 鈴木先生』。来年1月の公開を前に、テレビ東京の2大人気ドラマ「鈴木先生」と「孤独のグルメ」が奇跡のコラボレーションを果たすことが明らかとなった。

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【シネマモード】『マリー・アントワネットに別れを告げて』女たちの微妙な三角関係
マリー・アントワネットの映画、と聞くと「また?」と思う人がいることでしょう。これまであらゆる形で描かれてきた、あまりにも劇的な彼女の人生。オーストリアのマリア・テレジアを母に持ち、後にルイ16世となるフランス王太子と14歳で結婚。18歳で王妃に。フランス革命の原因は、彼女の浪費にあるとも言われ、革命により断頭台に立ったマリー・アントワネット。その数奇な運命は、幾度も映画化されました。

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【シネマVOYAGE】『HICK−ルリ13歳の旅』クロエと行く、自分探しのロード・トリップ
“旅”といっても旅にはいろいろあって、きっかけも手段もいろいろ。今回、紹介する『HICK−ルリ13歳の旅』は、旅の中でも日本人にはなかなかチャンスのない、ヒッチハイクの旅を描いたロードムービー。13歳の誕生日を迎えたばかりのルリ(クロエ・グレース・モレッツ)は、アル中の両親に嫌気がさして「もう、こんな生活はイヤ!」と、アメリカ中西部のネブラスカ州からラスベガスを目指すひとり旅に出ます。それは、家出のような旅であるけれど、自分探しの旅、自分を成長させる旅でもあって──。

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【シネマモード】大人たちが恋に迷走 ウディ・アレンの『恋のロンドン狂騒曲』
とにかくしゃべる。ウディ・アレンのファンたちにはお馴染みですが、彼のコメディは、登場人物があることないことよくしゃべるのです。「あることないこと」と言いましたが、不思議なのは、なぜか彼らの本音と建前が、怒涛の会話劇からにじみ出てきているところ。それが分かるからこそ、思わずくすっと笑ったり、にんまりしたりしてしまう。本音と建前が見えてくる人間たちは、滑稽なのに可愛らしく、やっかいなのに憎めないのです。

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【シネマモード】ブラックモード全開! 第25回TIFFグリーンカーペット
10月20日(土)、華やかに開幕した第25回東京国際映画祭(TIFF)。同日の昼過ぎから、東京・六本木ヒルズ横のけやき坂通りに敷かれたグリーンカーペットを、参加作品に関わるゲストたちが闊歩し、多くの観客の注目を集めました。

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【シネマモード】初めて見るイラン 『チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢』
久々に、ぐっと来るラブストーリーに出会いました。この作品をラブストーリーと定義するかは人それぞれだと思いますが、『チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢』は私にとってまぎれもなく、切なくも美しい恋物語なのです。

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【シネマモード】映画に「騙される」秋 壮大な“だまし絵”『鍵泥棒のメソッド』
人間とは、何と思い込みの強い生き物なのでしょう。そんなこと、散々分かっていたはずなのに、映画『アフタースクール』を観たときに、つくづくそう感じたことをいまでもはっきり覚えています。“思い込む生き物”の特性を手玉に取るかのように、見事に楽しく観客を騙してくれたのは、内田けんじ監督。彼の新作が完成したと知り、「騙される感動をもう一度…」とばかりに、『鍵泥棒のメソッド』を観てきました。今回もスカッと爽快感のある面白さが全編に充満。「あぁ、楽しかった」とつくづく感じる作品となっていました。

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【シネマモード】映画に「騙される」秋 「騙し」を通して相手を知る『夢売るふたり』
人を騙す生き物と言えば、昔からキツネとタヌキが有名ですが、彼らよりもよほど始末に負えない動物がいます。それはもちろん、人間。残酷なほど狡猾に、人の心を弄ぶ…。その極悪非道ぶりといったら、昔ばなしに登場するキツネやタヌキの比ではありません。手を変え品を変え、お年寄りを騙す振り込め詐欺、訪問販売詐欺なんて、ニュースでやり口を知るたびに、胸がムカムカ。人は、ここまで下品になれるものかと驚きすら生まれます。人間の想像力は素晴らしいものなのに、こんな風に悪用するなんて…と。