白雪姫にシンデレラ、オーロラ姫(『眠れる森の美女』)…。少女が夢見る、数々のプリンセスを生み出してきたディズニーが贈る、新たなプリンセスの物語『魔法にかけられて』。オリジナル版ではディズニー作品常連の大女優、ジュリー・アンドリュースが務めた本作のナレーションの日本語吹き替えを、ベテラン女優の松坂慶子が担当することが決定。12月18日(火)、都内スタジオに集まったマスコミ陣を前に、そのナレーション収録が公開された。
無人島を舞台に、旅客機墜落事故の生存者48人が繰り広げる、極限状態の人間の心理を突いたサバイバル・サスペンスドラマ「LOST」。本国アメリカで社会現象を巻き起こし、ここ日本でも熱い人気を集める本作の「シーズン3」が、12月19日(水)、いよいよDVDとなって登場する。これを記念して、劇中のサバイバーのように、今年各界でサバイバルを経て大きな活躍を見せた著名人に贈る「LOSTサバイバル大賞」の授賞式を開催。同賞に選出された女優の川島なお美と、米メジャーリーグ「ボストン・レッドソックス」の岡島秀樹投手が出席した。
監督をマイケル・ベイが、そして製作総指揮をスティーヴン・スピルバーグが務め、ありとあらゆるテクノロジー機器へと姿を変えられる金属生命体と人類の戦いを描き、世界中で大ヒットを記録した『トランスフォーマー』。本作のDVDが12月19日(水)に発売される。これを記念して、本作を配給するパラマウント ジャパンは、作品にちなんで今年大ブレイクした人や流行を発信した人、華麗な転身を遂げた人に対して「トランスフォーマー オブ・ザ・イヤー2007」を設立。同賞の男性部門には丸山和也参議院議員が、そして女性部門にプロ・ビーチバレーの浅尾美和が選出され、12月17日(月)に授賞式が執り行われた。
少年・少女はもちろん、かつて少年だった、少女だった大人たちにも懐かしく、そして切ない“初恋”を感じられる物語『Little DJ 〜小さな恋の物語〜』。今後の日本映画界を背負って立つであろう神木隆之介と福田麻由子が綴るこの青春の物語が12月15日(土)に初日を迎え、神木くん、福田さん、そして佐藤重幸、村川絵梨、石黒賢、永田琴監督が舞台挨拶を行った。
一度も勝った経験のない弱小・少年アイスホッケーチーム「スマイラーズ」と、ルールもろくに知らずスケートもしたことのない若い監督の奮闘を描いたハート・ウォーミング・ストーリー『スマイル 聖夜の奇跡』。本作が12月15日(土)に公開を迎え、第1回上映後の舞台挨拶に監督の陣内孝則、主演の森山未來に加藤ローサ、岡本杏理、そして防具に身を包んだ「スマイラーズ」の面々が顔を揃えた。
伝説のサーファー、ビッグZに憧れるイワトビペンギンのコディが、サーフィン・ワールドカップで最強の敵に挑むサーフィン・アニメ『サーフズ・アップ』。チャンピオンを目指し勝つことだけを望んでいたコディがビッグZや彼の姪のラニと出会い、勝つことだけではない大事な何かを手に入れる青春ムービーである本作が12月15日(土)に公開された。コディ役の小栗旬、ラニ役の山田優、そしてビッグZ役のマイク真木が舞台挨拶を行い、観客は青い画用紙を使ったウェーブでこの3人を迎えた。
戦国の世を凛とした強さと美しさを持って駆け抜けた茶々。彼女の激動の生涯を描いた『茶々 天涯の貴妃(おんな)』の完成披露試写会が12月13日(木)に行われた。上映前の舞台挨拶に主演の和央ようかと橋本一監督が登壇。シネマカフェで展開中の特集「CHACHA美人入門」で読者モデルを務める「CHACHA美人」4人から和央さん、橋本監督への花束の贈呈が行われるなど会場は大きな盛り上がりを見せた。
長年に渡り黒澤明監督のスクリプターを務めた野上照代が幼い頃の家族の思い出を綴ったノンフィクション作品を原作に、山田洋次監督がメガホンを握った『母べえ』。主演の野上佳代を演じたのは、『男はつらいよ 柴又慕情』以来、実に30年ぶりに山田監督とタッグを組んだ吉永小百合。12月11日(火)に本作の完成会見が行われ、主演の吉永さん、山田洋次監督、原作の野上さんのほか、板東三津五郎、浅野忠信、笑福亭鶴瓶、檀れい、志田未来、佐藤未来が出席した。
完璧を誇った心臓外科手術の専門集団“チーム・バチスタ”による手術で立て続けに起こった術中死。これは事故なのか? それとも巧妙に仕掛けられた殺人事件なのか? 第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、ハードカバーと文庫版合わせて130万部を突破した海堂尊の小説を映画化した『チーム・バチスタの栄光』。12月12日(水)、本作のクランクアップ記者会見が行われ、主演の竹内結子と阿部寛、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、田中直樹(ココリコ)、田口浩正、佐野史郎に中村義洋監督、そして原作の海堂尊が出席した。
エリート商社から一転、恋人の実家である築地魚河岸の仲卸の世界に飛び込んだ男の奮闘と成長を描いた人気コミック「築地魚河岸三代目」(小学館)。築地市場を舞台に、主人公の悪戦苦闘を魚河岸の世界ならではの人情ドラマを交えて描き、話題を集めているこの本作がついに映画化される。12月12日(水)、本作の製作発表記者会見が行われ、築地市場内で開かれる会見としては初となる貴重な場にキャストの大沢たかお、田中麗奈、森口瑤子、伊東四朗そして監督の松原信吾が揃った。
2005年に公開された故・実相寺昭雄監督の『姑獲鳥の夏』に引き続き、京極夏彦の人気シリーズを原田眞人監督が映像化。「京極堂(百鬼夜行)」シリーズ第2弾『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』が12月22日(土)より公開される。本作の完成報告記者会見が12月11日(火)に行われ、原田監督を始め主演の堤真一に阿部寛、椎名桔平、宮迫博之(雨上がり決死隊)、田中麗奈ら俳優陣、そして京極夏彦が出席した。
京極夏彦の人気シリーズの中でも、高い人気を誇りながらも映像化不可能と言われていた小説「魍魎の匣」を原田眞人監督が完全映画化。ちょうど1年前に製作が開始された映画『魍魎の匣』がついに完成し、12月11日(火)にジャパンプレミアが開催された。上映前の舞台挨拶に原田監督、そして堤真一を始め椎名桔平、阿部寛、黒木瞳、田中麗奈、宮藤官九郎、柄本明、寺島咲、谷村美月ら出演陣、そして原作者・京極夏彦の総勢11名が登壇した。
ディズニーが贈る最新アニメーションにして、ディズニー史上初めて“未来”を舞台としたことでも話題を集めている『ルイスと未来泥棒』が12月22日(土)より公開される。ちなみに今年2007年はウォルト・ディズニーが初の長編アニメーション『白雪姫』を発表してからちょうど70周年の記念の年。そこでこれを記念して12月10日(月)に『ルイスと未来泥棒』と『白雪姫』を2本立てで上映するプレミア試写会が開催された。上映前の舞台挨拶に、この試写会のプロデュースを手がけ、『ルイスと未来泥棒』日本語吹き替え版にも参加している歌手の小林幸子、本作の宣伝親善大使であるサイエンスプロデューサーの米村でんじろう、そして漫才コンビの麒麟の2人が登場し、会場は大きな盛り上がりを見せた。