今年の初めに『オペラ座の怪人』で来日した“ファントム”ことジェラルド・バトラーが早くも帰ってきた。今回の『Dear フランキー』は超大作『オペラ座の怪人』より前に撮影されており、俳優としてのジェラルドのキャリアの分岐点ともなった作品である。仮面を脱いだ素顔のジェラルドがその思い入れを語った。
これまで語られることのなかった闇のヒーロー、バットマンの誕生の謎…。『バットマン ビギンズ』は心に背負った青年が“覚醒”へといたる軌跡を描いたこの夏注目のエンタテインメント大作だ。『ラスト・サムライ』に続く渡辺謙のハリウッド第2作としても注目を集める本作、5月31日のワールドプレミアをひかえ、監督・キャスト一同揃って来日記者会見が行われた。
勢い止まらない韓流ブームの中、また1本のキュートなラブストーリー、『彼女を信じないでください』が上陸した。公開初日にはヒロインを演じるキム・ハヌルが来日し、大勢のファンを前に舞台挨拶に立った。
『シックス・センス』以来、6年ぶりとなる来日を果たしたブルース・ウィリス。今回は原作に惚れ込み、自ら映画化権を獲得したという『ホステージ』を引っさげての登場だ。久しぶりの来日とあって大勢の報道陣が詰めかけた記者会見の壇上に現れ、懐かしい笑顔とともに作品への意気込みを語った。
毎回話題監督や豪華キャストの起用で注目を集めてきているコンピレーション・ムービー、『Jam Films』シリーズ。最新作は人気女性作家5人の書き下ろし小説を第一線で活躍する監督たちが映画化した『female フィーメイル』だ。原作者が唯川恵や室井佑月と女性ならずとも注目の作家とくれば、出演者も長谷川京子、大塚ネネ、高岡早紀などと華やか。14日の公開に先立って行われた舞台挨拶には豪華に総勢11人が登壇し、本作の魅力を語った。
4月16日の公開以来、好調に成績を伸ばしている『コンスタンティン』。キアヌ・リーヴスが、自らの犯した罪を背負い、天国と地獄のエージェントというダーク・ヒーローに扮した本作は、世界を熱狂させた『マトリックス』シリーズの後、それを超えうる可能性を信じて出演した話題作だ。そんなキアヌが映画公開直前、共演のレイチェル・ワイズ、監督のフランシス・フローレンスとともに来日。4月12日に行われた記者会見では、3人が顔を揃え、賑やかに撮影を振り返った。
東京、台北、上海というアジアの3都市を舞台としたグローバル時代に相応しいラブストーリーが完成した。異なる文化と違う言語をもつ2人が出逢い、生まれる繋がりを描く本作は文字通り「愛について」の物語だ。監督は日本編を『イノセントワールド』やサザンオールスターズらのミュージック・ビデオを手がける下山天、上海編を映画・CMなどのジャンルを超えてマルチに活躍する映像クリエイターのチャン・イーバイ、台北編を『藍色夏恋』で高い評価を得たイー・ツーイェンがそれぞれ担当した。3作すべてに今の日本映画界を代表するキャストが出演し、同じくアジア映画界を担う期待の若手たちとの共演を果たしている。その監督とキャストが揃って来日記者会見が開かれた。