1999年12月、地方紙の社会面にひとりの男の逮捕記事が小さく載った。罪状は保護責任者遺棄致死。男が、がんを患った妻に適切な処置を取らずに車の中で死に至らしめたというこの事件。だがその裏には2人の深い愛があった——。映画『死にゆく妻との旅路』はまさに、死がこの夫婦を分かつまでの9か月間にわたる旅路を描いた作品である。夫婦役を演じたのは三浦友和と石田ゆり子。およそ18歳離れた2人が、役の上では11歳差の夫婦を、わきあがるような夫婦愛を渾身の力で謳い上げる。「夫婦とは?」そんな問いに「本能みたいなものですよ」と少し照れくさそうに、そっけなく語る三浦さんだが、この作品に込めた思いとは?
映画『SP 革命篇』の完成披露試写会が2月24日(木)、都内で開催され、主演の岡田准一をはじめ、堤真一、香川照之、真木よう子、松尾諭、神尾佑ら主要キャストが勢揃い。「SP」ファンで埋まった会場は大きな盛り上がりを見せた。
多くの映画ファンに惜しまれつつ、閉館が決まったミニシアターの雄・渋谷シネセゾンにて2月23日(水)、同館で大ヒットを記録した青春映画『リンダ リンダ リンダ』がクロージング特別上映された。上映前にはメガホンをとった山下敦弘監督がトークショーに登壇し、当時の思い出をはじめ、妻夫木聡&松山ケンイチ共演の最新作『マイ・バック・ページ』について語った。
いよいよ現地時間の日曜夜にアカデミー賞授賞式が開催されますが、『ソーシャル・ネットワーク』の運命は…? という中、『ソーシャル・ネットワーク』に感動したアナタにいまこそ観てほしい傑作ドラマ、「ザ・ホワイトハウス」で描かれる人間ドラマに迫っていきます。
中高生から絶大な人気を誇るモデルで、現在は女優としても大活躍中の桐谷美玲が、“ダブル主演”を務める2本立て映画『乱反射』、『スノーフレーク』の主題歌を担当することが決定。2月27日(日)に東京・渋谷C.C.Lemonホールで開催されるイベント「ガールズフェスティバル2011」で初披露することが分かった。
サラ・ジェシカ・パーカー主演のコメディ『I Don't Know How She Does It』(原題)のキャストに「ゴシップ・ガール」のジェシカ・ゾアが参加、現在ニューヨークで撮影が行われている。「セックス・アンド・ザ・シティ」のキャリーと「ゴシップガール」のヴァネッサという、海外ドラマファン注目の共演だ。
2008年春、『ナルニア国物語』シリーズの新キャストとして、『第2章:カスピアン王子の角笛』と共に2度にわたって来日したベン・バーンズは、深い色の髪に涼しげな瞳が美しい“王子様”だった。あれから3年、シリーズ最新作となる『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』を引っ提げて再び日本にやって来たベンは、王子様然とした美しい容貌は以前と変わらないものの、確実に大人の男性の色気を放っている。「僕もいまや29歳。20代後半というのは、俳優としてだけでなく、ひとりの男としても変化を迎える時期だからね(笑)」と不敵に微笑むベンに、自身の変化と思い入れたっぷりの『第3章:アスラン王と魔法の島』について語ってもらった。
20世紀最大の災害と言われる中国・唐山大地震を生き抜くヒロインの半生を壮大なスケールで描く『唐山大地震 −想い続けた32年−』の日本語吹き替え版のアフレコが2月23日(水)、都内のスタジオで行われ、主人公ファン・ドンの声を務める人気女優、相武紗季がマイクに向かった。
いよいよ、近づいてきましたね、アカデミー賞授賞式。毎年、ノミネートされる作品や俳優、スタッフたちは違えども(いや、俳優やスタッフには常連もいますが…)、常に気になってしまうのが女優賞。男同士の闘いよりも、女同士の闘いの方が、どうしても大きな火花が散っていそうなイメージがあるもので、つい舞台裏を面白く想像してしまうのです。誰かが、誰かのドレスの裾をふんづけていたりしないのかなとか(笑)。でも、以前公開されたドキュメンタリー映画『デブラ・ウィンガーを探して』で、キアラ・マストロヤンニが「女優同士でも、結構仲がいい」というような発言をしていたけれど、それも本当なのでしょう。女優たちは、互いに競う心は持ちながらも、尊敬し合い、共演したいと思いながら、切磋琢磨して素晴らしい演技を見せ、ひいては素晴らしい作品を作っていくのでしょう。
平凡かつ真面目に暮らしてきたユダヤ人の大学教授・ラリーは長年の伴侶から突然、別れを切り出され、そこからせきを切ったように数々のトラブルが彼の元へ——。善良な男が次々と厄介ごとに巻き込まれるという、実にコーエン兄弟らしい物語『シリアスマン』。本作で2010年のアカデミー賞作品賞にノミネートされ、さらに最新作『トゥルー・グリット』は今週末に迫った2011年アカデミー賞で10部門で候補に! その発表を前に、コーエン兄弟ワールド全開の『シリアスマン』がいよいよ公開。ジョエル&イーサンが作品について、自身の作品や映画製作における“流儀”について語ってくれた。
「龍馬伝」(NHK)、「怪物くん」(日本テレビ)などに出演し、現在最も注目を集める子役の濱田龍臣が、ディズニーアニメーション最新作『少年マイロの火星冒険記 3D』で主人公マイロの声優を務めることが決まった。濱田くんは「声優の主役ができることになってすごく嬉しいです。マイロはすごく色んな冒険をするので、僕もマイロの世界に入ったつもりで頑張ります!」と早くも気合い十分だ。
まもなく公開となる映画『恋とニュースのつくり方』に主演するレイチェル・マクアダムスと相手役のパトリック・ウィルソンの動画インタビューが到着! 劇中の2人の恋愛模様や共演の感想を語っている。
授賞式まであと一週間を切った第83回アカデミー賞で最優秀主演男優賞の本命と目されているコリン・ファースが、2008年に出演した『マンマ・ミーア!』について、「私の出演作のベスト3の1本」と語った。