空き巣に入った家で、カップルを衝動的に殺した死刑囚。彼の元に面会に訪れる一人の女性。彼女は被害者の男性の婚約者であり、被害者男性は別の女性との逢瀬の最中に殺害されたのだった。死刑囚と婚約者を殺された女性。その2人の間に愛が芽生えたら——。『真幸くあらば』はまさに“究極”と呼ぶにふさわしい、純愛を描いた作品。タイトルはかつて謀反の罪で捕らえられた有間皇子が刑死間近に詠んだという歌から取られている。自分の婚約者の命を奪うと同時に、その不実をも明かした死刑囚に心惹かれていくヒロインを演じたのは尾野真千子。深遠なる感情表現と共に、体を張ってこの純愛を体現した。一見、ありえないと思えるこの2人の関係を、演じた尾野さん自身はどのように捉え、表現したのか?
女優の薬師丸ひろ子が1月7日(木)、東京・グランドプリンスホテル赤坂で17年ぶりの主演映画『今度は愛妻家』公開記念イベントと銘打った約20年ぶりのコンサート「SONGS2010」を行い、大ヒット曲「探偵物語」など10曲以上を披露した。
韓国のトップ俳優、チョン・ウソンからまもなく公開を迎える『サヨナライツカ』を絶賛する応援メッセージが到着した。辻仁成の同名小説を原作に、辻さんの妻である中山美穂が12年ぶりに映画主演を果たした作品として注目を浴びる本作。なにゆえ、韓国の名優からメッセージが到着が届いたのか? 本作でメガホンを取ったのは韓国の名匠イ・ジェハン。ジェハン監督の名を韓国のみならず日本にも知らしめ、いまなお日本国内で上映された韓国映画の中で歴代1位の興行記録を持っているのがウソンが主演を務めた『私の頭の中の消しゴム』なのである。
一般投票によって決定するピープルズ・チョイス・アワード授賞式が6日(現地時間)、ロサンゼルスのノキア・シアターで開催され、ジョニー・デップやサンドラ・ブロックらが、お気に入り俳優の栄冠に輝いた。
2010年最初にご紹介する海外ドラマは、「プッシング・デイジー 〜恋するパイメーカー〜」。シネマカフェが自信をもってオススメする話題作を、4回にわたって取り上げていきます。
水嶋ヒロ、佐藤健など超人気若手俳優をキャストの中心に据え、累計発行部数1,500万部を超える大ヒット漫画を映画化した『BECK ベック』。気になるその最新映像がシネマカフェに到着した!
ここ数年、映画やドラマで確実に存在感を増している石黒英雄。昨年はTV放映ののちに映画化された『激情版 エリートヤンキー三郎』への主演に、彼の名を全国区に押し上げた「ごくせん」の劇場版『ごくせん THE MOVIE』への出演、さらに若いキャスト陣と組んでの『携帯彼氏』とそれぞれ異なるカラーの出演作品が公開された。そして2010年、いきなり1月の第1週目から公開となる主演作が、人気漫画を原作にした日本発、サバイバル・アクションエンターテイメント『彼岸島』である。激しいアクションと人間の内面を残酷なまでにえぐり出すドラマの果てに、石黒さんが掴んだものは——?
運命の恋を信じる男子・トムと信じない女子・サマーの500日にわたる恋愛模様を描いた『(500)日のサマー』の公開を今週末に控えた1月7日(水)に本作の試写会が開催された。上映後には、サマーのような小悪魔的な魅力を放つモデルのマリエが登場しトークショーが行われ、客席からの質問にも答えた。さらに、イベント終了後の報道陣向け取材では、マリエさん自身の恋愛について質問が相次ぐひと幕も…。
ニューヨークに滞在中のブランジェリーナ一家。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは3日、末っ子の双子を除く4人の子供たちを連れてブロードウェイのニュー・アムステルダム劇場で上演中のミュージカル「メリー・ポピンズ」を鑑賞した。
“中国で最も影響力のある女性”であるのみならず国際的にもその高い演技力でスポットを浴び続けるチャン・ツィイーと、ドラマに映画にクールな魅力で日本の女性を虜にする韓国きっての人気俳優、ソ・ジソブ。そんな2人が国境を越え、共にそのイメージを一新する“ラブコメディ”というジャンルで初競演を果たした。『ソフィーの復讐』で、ツィイーはちょっとドジな乙女・ソフィーを好演し、さらに本作のプロデュースにも挑戦。一方、ジソブは優柔不断な医者・ジェフ役で初の中国語での演技に挑戦! 公開を前に揃って来日した2人に話を聞いた。
南京の街に到着した頃、ちょうど映画館で『DRAGONBALL EVOLUTION』が公開中だった。欧米や南米を旅しているとドラゴンボール人気を肌で感じることがある。僕のような東洋人が少し髪の毛を立てていると「ゴクウ」と呼ばれ、かめはめ波のポーズをされることは一度や二度ではない。中国はドラゴンボールとドラえもんとどっちの人気が高いのだろう。ドラえもんのイラストが描かれたトレーナーを着た子供を横目に映画館へ向かった。
製作費70億円、構想10年、撮影期間4年、そして世界50か国での撮影という大スケールで製作された海洋ドキュメンタリー巨編『オーシャンズ』。本作の公開を記念して、横浜・八景島シーパラダイスにて行われ、“海”と絡めて史上最年少で日本レコード大賞新人賞、日本有線大賞新人賞を受賞した天才演歌歌手・さくらまやがデビュー曲の「大漁まつり」を5万匹のイワシのイリュージョンを背景に熱唱した。
週刊ヤングマガジン(講談社刊)に連載中の人気漫画を映画化した『彼岸島』がまもなく公開される。これに先駆けて1月5日(火)に本作のプレミア試写会が開催され、主演の石黒英雄に渡辺大、水川あさみ、さらに監督のキム・テギュンも韓国から来日し舞台挨拶を行った。