コーヒー1杯、数百円。街のいたるところにカフェがあり、いつでもおいしいコーヒーが飲める日本で、その値段について真剣に考えたことがあるだろうか。この『おいしいコーヒーの真実』は、普段何気なく飲んでいるコーヒーが私たちの口に運ばれるまでに、どのように生産され、流通し、加工されているのかを追いかけたドキュメンタリーだ。
『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』のクァク・ジェヨンが日本のキャスト・スタッフと組んで製作した『僕の彼女はサイボーグ』。前2作以上にとんでもない設定ながら、作品の根底に流れるのはピュアなラブストーリーだ。本作で、サイボーグの彼女に振り回される、一途で優しい青年・ジローを演じた小出恵介に話を聞いた。
「アグリー・ベティ」の中心となっているのは、一流ファッション誌「MODE」で奮闘するベティの青春ストーリー。アグリーだけれど聡明で、心優しいヒロイン、ベティ・スアレスは、たちまち全米の人気者となりました。
世界中の人々の心をつかんだ伝説の映画が、50年のときを経て再びスクリーンに——。少年パスカルと赤い風船の純粋な友情を描いた、傑作ファンタジー『赤い風船』。シネマカフェでは7月の公開まで、本作を一緒に応援してくれる「赤い風船応援団」メンバーを大募集。入団していただいた方には、素敵なプレゼントをもらえるチャンスが!
1985年8月12日、総勢520名もの犠牲者を出した日本航空123便墜落機事故を題材に、命の尊さと厳しさを問うた、横山秀夫の傑作ミステリー「クライマーズ・ハイ」(文春文庫刊)。日本人の記憶に深く刻まれたこの大事故から23年、ついに本作が映画化された。7月5日(土)の公開に先立ち、5月27日(火)、撮影現場であり、モデルとなった新聞社が建つ群馬県・前橋にて、原田眞人監督と主演の堤真一による記者会見が行われた。
警察庁の窓際部署“特命係”に所属する、右京と薫が繰り広げる刑事ドラマシリーズ「相棒」。この大ヒットTVシリーズを映画化した『相棒−劇場版−絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』が、6月6日(金)のファーストラン(封切時の公開予定期間)終了と同時に、公開時と同規模の約300スクリーンでのロングランが決定した。
韓国で爆発的ヒットを記録したTVドラマ「パリの恋人」では、三角関係に苛まれながらも一途に一人の女性を想う男性、『B型の彼氏』では気まぐれで自由奔放なB型男を演じ、女性の心を虜にしてきたイ・ドンゴン。そんな彼が2年ぶりの映画出演作として選んだのが、スキャンダラスな不倫ラブストーリー『今、愛する人と暮らしていますか?』である。人一倍クールでワーカホリックな男・ヨンジュン役で新たな一面を見せた彼に、本作について話を聞いた。
ブラジルの大都市に存在する、貧困、犯罪の温床と言われる貧民街“ファヴェーラ”。ここで麻薬の密売に従事する少年たちを描き、激賞された『シティ・オブ・ゴッド』から5年。前作でメガホンを握ったフェルナンド・メイレレスが製作を務め、同じくファヴェーラを舞台にしながらも、そこで犯罪には手を染めずに生きる人々を描いた『シティ・オブ・メン』が8月に公開される。このたび本作の監督を務めたパウロ・モレッリが来日。5月28日(水)に記者会見が行われた。
中国からはチャン・ツィイー、日本からは菊地凛子。いま、話題のシネマ系アジア美女の代表格を国別に選出するとしたら、韓国からはチョン・ドヨンを推したい。美しい女優たちは数多くいれど、女優としての勇気と才能、活躍舞台の国際性、注目度を考えると、チョン・ドヨンで決まりでしょう。
米・ボストンのマサチューセッツ工科大学(MIT)の学生数名が、カード・カウンティングという技を使ってラスベガスで大金を稼ぎ出したという実話を基にした小説「ラス・ヴェガスをブッつぶせ!」(アスペクト刊)。この小説に惚れ込んだケヴィン・スペイシーが映画化権を取得し、プロデュースも兼ねたのが『ラスベガスをぶっつぶせ』だ。本作で、主人公のベン・キャンベルを演じたジム・スタージェスに話を聞いた。
1968年8月の第1作から1995年までに48作が公開され、延べ8,000万人以上が劇場に足を運んだ『男はつらいよ』シリーズ。誕生から40周年を迎える今年、配給の松竹株式会社は「日本を明るくする」をテーマに40周年プロジェクトをスタートさせる。5月27日(火)、このプロジェクトの記者発表が行われ、ゲストとして本作の原作者であり、シリーズほぼ全ての作品の脚本、監督を務めた山田洋次と、寅さんの妹・さくらを演じた倍賞千恵子が登壇した。
クライヴ・オーウェン扮する、本名も定かでなければ生い立ちも不明で謎づくしの男が、通りすがりの妊婦が産み落とした赤ん坊をヤクザな組織から守るために奮闘する…。冗談なのか本気なのか、いまひとつ判断しかねる設定が本作の第一の魅力。しかも、冗談のような設定を本気で掲げる姿勢はそのままに、物語はどんどん強引に進んでいく。
人間がどんなに着飾っても、野生動物や植物たちのお洒落な外見には到底及ばないなと思うことがあります。豹、シマウマ、キリンの美しい模様を見ると、自然の神秘を感じます。中でも、目が離せないほどに私が魅力を感じるのが、ジャイアントパンダ。あんなにくっきり、体や顔が白黒に分かれているなんて、とってもファッショナブル。神様も粋なことをするものです。