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『おつかれさま』でパク・ボゴムの出番はこのまま激減してしまうのか

人気を集めるNetflixシリーズ『おつかれさま』では、パク・ボゴムがIUと一緒に堂々の主役だと思っていた。済州島(チェジュド)で生まれ育ったヤン・グァンシクをパク・ボゴムが演じ、IUがオ・エスンに扮した。

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人気を集めるNetflixシリーズ『おつかれさま』では、パク・ボゴムがIUと一緒に堂々の主役だと思っていた。済州島(チェジュド)で生まれ育ったヤン・グァンシクをパク・ボゴムが演じ、IUがオ・エスンに扮した。

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しかし、配信がどんどん進むにつれて事情が全く違ってしまった。IUの出番は変わっていない。むしろ増えているくらいだ。それは、IUがエスンの娘であるクムミョンを演じているからだ。

パク・ボゴムの場合には変化があった。ドラマはエスンとグァンシクの中年時代に移っていったが、それにともなって演じる俳優もムン・ソリとパク・ヘジュンに変わった。

それと同時に、2人の娘であるクムミョンがソウル大学に合格すると、彼女のソウル生活がクローズアップされるようになった。さらに、クムミョンの婚約とその破綻のストーリーが展開された。それが第12話までの展開だ。

その過程で、青年時代のグァンシクを演じていたパク・ボゴムの出番が激減していった。しまいには回想シーンだけに少し出る存在になってしまった。こういう状況に残念な気持ちが残る。青年時代のグァンシクのキャラが純情でとても好感が持てたからだ。

『おつかれさま』
パク・ボゴムが青年時代のグァンシクを演じた(写真=Netflixシリーズ『おつかれさま』独占配信中)

パク・ボゴムの演技は非常に良かった

結婚したエスンがグァンシクの実家で不当な扱いを受けていると、彼はいつもエスンの肩を持って母親や祖母と対立していた。さらに、実家を離れて夫婦だけの生活を始めた。今の時代ならば可能なことでも、1960年代であれば大変なことだったはずだ。

そういう時にもグァンシクはエスンを守り抜いたし、それを演じたパク・ボゴムの朴訥とした演技は非常に良かった。しかし、ドラマの中盤からはそんなパク・ボゴムが見られなくなった。

全16話で構成されている『おつかれさま』は1週間ごとに4話ずつ配信されてきたが、最後の配信となるのは3月28日だ。ここで第13話から第16話までが視聴できる。その時にパク・ボゴムの出番は果たしてあるのかどうか。そのことを注視しながら『おつかれさま』の最後をしっかりと見守っていきたい。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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