映画『おいしくて泣くとき』より、孤独を抱えた高校生2人の距離が近づくきっかけとなる、ひま部結成シーンが公開された。
本作は、メディアミックスが相次ぐ作家・森沢明夫による、“人を純粋に想う優しさ”をまっすぐに描き、多くの読者の心を震わせた「おいしくて泣くとき」の実写映画化。孤独を抱えた高校生・心也(長尾謙杜)と夕花(當真あみ)の、一生に一度の淡く切ない恋が描かれる。

今回公開された映像は、2人の距離が近づくきっかけとなる重要なシーン。サッカー部のエースだったが、怪我のため部活に参加できなくなってしまった心也と、部活に所属していない夕花が、学級新聞の係を押し付けられたことにより、幼なじみでありながらも、距離ができていた2人の心が近づき始める。

放課後の図書館。制作に取り掛かる2人。「俺たち暇人仲間だね」と、部活動に参加していないという罪悪感を抱く2人。すると夕花は、「私たちで部活をつくるってどう?」と提案する。
暇な人しか入れない“ひま部”の部員は、心也と夕花の2人。先に暇になった夕花が先輩にも関わらず、部長を心也に任せるという無邪気さと控えめな性格、映画を観るなら「ホラー以外」と回答する心也の正直な性格など、それぞれの人間性が垣間見える。
『おいしくて泣くとき』は4月4日(金)より全国にて公開。