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第18回アジア・フィルム・アワード、『敵』の吉田大八監督が監督賞、Kōkiがライジングスター賞

16日、香港で第18回アジア・フィルム・アワード授賞式が開催された。日本勢は『敵』の吉田大八監督が監督賞、『HAPPYEND』の栗原颯人が新人俳優賞、役所広司が生涯功労賞、Kōkiがライジングスター賞を受賞した。

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『敵』ⓒ1998 Yasutaka Tsutsui  Shinchosha ⓒ2023 TEKINOMIKATA  
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  • ©Asian Film Awards Academy
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16日、香港で第18回アジア・フィルム・アワード授賞式が開催された。日本勢は『敵』の吉田大八監督が監督賞、『HAPPYEND』の栗原颯人が新人俳優賞、役所広司が生涯功労賞、Kōkiがライジングスター賞を受賞した。

Kōki ©Asian Film Awards Academy

『敵』は監督賞のほか、作品賞、主演男優賞(長塚京三)、助演女優賞(瀧内公美)、撮影賞(四宮秀俊)、衣装デザイン賞(宮本茉莉)の候補にも挙がっていた。

吉田大八監督 ©Asian Film Awards Academy

作品賞は、2024年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した『All We Imagine as Light(原題)』。インド出身の女性監督パヤル・カパディアがメガホンを取った作品で、カンヌを皮切りに数々の映画祭や授賞式で脚光を浴びた。ゴールデングローブ賞の外国語映画賞、監督賞にもノミネートされた。

「The Hollywood Reporter」によると、パヤル・カパディアはアジア・フィルム・アワード授賞式で「主演を務めてくれた3人に感謝を伝えたいです。才能豊かなアーティストであり、人たちです。彼女たちのおかげでこの映画を作ることができました」とキャストに感謝を述べ、「香港で私たちの(映画祭や授賞式の)旅を終えることができてうれしく思います。ここ数年、私は香港発の素晴らしい映画を何本も観てきたので、香港は私にとって大きな意味を持つ街なのです」と語ったという。

第18回アジア・フィルム・アワード授賞式の審査員長は、香港映画界のレジェンドであるサモ・ハンが務めた。


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《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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