ポーランドにルーツを持つジェシー・アイゼンバーグが、念願のポーランド市民権を取得したことが分かった。「Radio RAMPA」が報じた。
4日(現地時間)、ニューヨークで行われた式典でポーランドの大統領アンジェイ・ドゥダより市民権を授与され、「本当に信じられないくらい光栄です。一生に一度の栄誉であり、私が20年もの間、関心を寄せてきたことです」と感動を語った。
ジェシー・アイゼンバーグと言えば、監督作『リアル・ペイン~心の旅~』で共演したキーラン・カルキンがつい数日前にアカデミー助演男優賞を受賞し、話題になったばかり。同作はニューヨークに住むデヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)といとこのベンジー(キーラン・カルキン)が、最愛の祖母の遺言によりポーランドを旅することになるという物語。
ジェシー・アイゼンバーグは『リアル・ペイン』の脚本も担当しており、その脚本のアイディアは、1938年にポーランドからアメリカに亡命したジェシー・アイゼンバーグの大叔母が2019年に亡くなったことをきっかけに生まれたという。
同作の撮影をポーランドで行ったことで、ポーランドで暮らしていた先祖のことが思い浮かんだというジェシー・アイゼンバーグ。「私の家族(先祖)は、私たちがニューヨークで暮らしているよりずっと長い間、この場所に住んでいたんだなと」。そんな思いから、昨年5月にポーランドの市民権を申請したと明かしていた。