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「もらい泣きしちゃった」吉高由里子&柄本佑&塩野瑛久らが登場「光る君へ」裏話を語りつくし!

大河ドラマ「光る君へ」ファン感謝祭が開催され、吉高由里子ら出演者が裏話を披露。各自の思い出やエピソードを語り、吉高の人柄の温かさが印象的だった。

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吉高由里子/「光る君へ」ファン感謝祭
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大河ドラマ「光る君へ」ファン感謝祭が12月2日(月)NHKホールにて行われ、出演する吉高由里子、柄本佑、町田啓太、塩野瑛久、見上愛が登壇した。なお、司会はファーストサマーウイカ、金田哲が務めた。

金田哲、ファーストサマーウイカ

本感謝祭にはおよそ2万8000件の応募が寄せられ、当選倍率18倍を勝ち抜いた約3000人という幸運な観客が、熱狂で演者陣を迎えた。登場の瞬間から吉高は「芸能人みたいだね~!」とキャッキャとはしゃいでみせた。

この日は、視聴者のアンケートを基にした「もう一度見たい名場面ベスト10」が発表された。それぞれ思い出深いシーンを聞かれる中、藤原彰子役の見上が「やっぱり7位の道長パパの出家。実際剃られているところを見て…うるっと」と言うと、藤原道長役の柄本は実際、地毛を剃ったエピソードを告白。「ちょんまげ(の毛)も自分なので“出家があるなら実際剃りたい”と言いました」と言うと、吉高が「佑くんが言わないと、このシーンもなかったかも」と言い、柄本も「かもしれないし、特殊メイクかもだったかも。剃っているとき、切れた髪の毛が手の上に落ちて“切れている”と思うとすごい不思議な感じだった」と裏話を語った。

一方、藤原公任役の町田は5位の打毬の青春を挙げた。「あの撮影は本当に楽しくて。初めて本編の中でアドリブを言っていたんです。終わった後“いい試合だったね”とかアドリブで言っていたら、全部アフレコになって(笑)。発した言葉は現代の言葉だったから、令和の人になっちゃって…!」と一瞬焦ったものの、内容は変えず言い方を平安時代のものにしたと驚きのエピソードも明かした。

町田啓太、柄本佑

また、本作では紫式部の様々なゆかりの地が出てくる。出演者らも、それぞれの場所を訪問したことを観客に伝えた。一条天皇役で大ブレイクした塩野は、「宇治のほうに行ったんです。でも…まだ一条天皇が登場する前で“お前、誰や”っていう感じで(苦笑)。言えないことだらけだったので、とにかくこれからの意気込みを言うしかなかったです。出演してから今日、初めて(観客の)皆さんの前に出られた」と達成感をにじませた。吉高が隣から「どう?眼差し違う?」とにやにやすると「違います!」と塩野も間髪入れず返した。場内からは拍手が巻き起こり、吉高も「いやあ、美しかった、とにかく!」と一条をまっとうした塩野にエールを送った。

塩野瑛久、見上愛

会場の観客からの質問タイムで、吉高に「人生の中のどの瞬間がまひろにとって一番幸せだったと思いますか?」と投げられると、吉高は「むず!」とリアクション。それでも「やっぱり書く喜び、楽しさに出会えたことが幸せなんじゃないかな。その日々が。そんな夢中になれるものに出会えたことが、幸せじゃないかなって思います」とまひろの気持ちに寄り添った。

すでにクランクアップして残り2話のオンエアを残すばかり。登壇勢から吉高の人柄の温かさが異口同音に叫ばれたが、吉高は「終わっていく寂しさ、めちゃめちゃありましたよね。もうないの、って」と本音をぽつり。最後は柄本と二人のシーンだったそうで、「頑張って泣かないようにしていたよね。でも監督が泣いて花束を渡しにきてくれたとき、もらい泣きしちゃいましたね」と胸をいっぱいにしていた。

大河ドラマ「光る君へ」ファン感謝祭は12月14日(土)15時5分~NHK総合、12月15日(日)10時半~BSにて放送予定。


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《シネマカフェ編集部》

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