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池松壮亮がコメントも 中国新鋭監督が描く三姉妹と家族『夏が来て、冬が往く』予告編

中国の美しい海辺の町を舞台に、幼いころ養子に出された主人公の心の軌跡と 家族愛を描いた物語『夏が来て、冬が往く』から、予告編が解禁となった。

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『夏が来て、冬が往く』©MICRO ENTERTAINMENT TIMES FILM CO. LTD.
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中国の美しい海辺の町を舞台に、幼いころ養子に出された主人公の心の軌跡と家族愛を描いた物語『夏が来て、冬が往く』から、予告編が解禁となった。

広東市に住むジャーニーは、結婚を機に家を購入するかどうかで恋人・ジーユエンと意見が合わず、彼からのプロポーズの返事を先延ばしにしていた。

ある電話をきっかけに、生家の家族と連絡が取れたジャーニーは、実父の葬儀へ参列することに。初めて会う生母、初めて会う2人の姉と弟。長女のウェンフォンは生家で過ごしてきたが、次女のシャオリーもまた養子に出されていたことを知る。

三姉妹は互いの心を癒しながら日々を過ごす。時折、ジャーニーは幼いころの養父とのささやかな時間を思い出し、家族や家のことを改めて考え始めるが、母が自分を探したのは、別の目的があったことを知る…。

家父長制による男尊女卑の考えや、かつて多く見られた養子のならわしを織り交ぜながら、家、家族、人としてのあり方を真っすぐに問いかける。

メガホンを撮ったのは、日本大学芸術学部で映画製作を学んだ経験を持つ中国の新鋭、彭偉(ポン・ウェイ)監督。長編デビュー作ながら、繊細な筆致と詩的なカメラワークで、いくつかの実話から発想を得てオリジナル作品を製作。

緩やかに流れる時間、ノスタルジックな雰囲気、伝統文化、都会の空が渾然一体となり、独創的な意欲作となった。東京国際映画祭2023の提携企画「2023 東京・中国映画週間」にて「新鋭監督賞」を受賞した。

撮影は、中国山東半島南部にあり風光明媚な街で知られる青島で行われた。

予告編には、日本大学芸術学部出身の俳優・池松壮亮もコメントを寄せている。

『夏が来て、冬が往く』は12月27日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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