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【ネタバレあり】「スター・ウォーズ:アコライト」6話 道を分かつ双子…ザ・ストレンジャーとの関係がますます気になる!

「スター・ウォーズ:アコライト」の第6話「指導/堕落」、フォースのダークサイドを習得する女性主人公の物語がいよいよ核心へ。ザ・ストレンジャーがとにかく気になる

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「スター・ウォーズ:アコライト」第6話 (C)2024 Lucasfilm Ltd.
「スター・ウォーズ:アコライト」第6話 (C)2024 Lucasfilm Ltd.
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「スター・ウォーズ:アコライト」の第6話「指導/堕落」がディズニープラスで配信。今回の脚本も手がけているクリエイターのレスリー・ヘッドランドがかねてより関心を持っていたという「フォースのダークサイドを習得する女性主人公」の物語がいよいよ核心に迫ってきた。

ウーキー族のジェダイ、ケルナッカを暗殺するため惑星コーファーを訪れたメイ(アマンドラ・ステンバーグ)、その双子の妹オーシャ(アマンドラの二役)を伴って追ってきたマスター・ソル(イ・ジョンジェ)らジェダイチームは、脅威的な力を持つカイミールことザ・ストレンジャー(マニー・ジャシント)との壮絶なバトルによりほぼ全滅。

ライトセーバーで髪を切り、オーシャのふりをしたメイはソルとコーファーを去り、オーシャはザ・ストレンジャーの隠れ家である未知の惑星で目を覚ます。

その星は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でルーク・スカイウォーカーが孤独に引き籠もっていた惑星オク=トーによく似た雰囲気であり、米メディア「collider」にヘッドランドが語ったところによれば、あくまでオク=トーとは別の星らしいが、意図的に似せていると考えられる。

ジェダイやフォースについて画期的な視点が描かれた『最後のジェダイ』では、甥のカイロ・レンを闇堕ちさせてしまった自分を恥じ、オク=トーで最後のジェダイになろうとしていたルークをレイが訪ねる。そこでレイと遠く離れたカイロ・レンとの間に生じた“フォースの絆”が話題を呼び、レイ&カイロ・レンの関係性を「レイロ」と呼んで“推す”ファンが熱狂したものだ。

今回、そんなつながりをオーシャとザ・ストレンジャーに見出しているファンがいる。シスは常に2人一組、「2人の掟(Rule of Two)」というその教義も思い出させるように、<アコライト>(従者)を欲するザ・ストレンジャーは、誰も訪れることのない星でオーシャの傷を手当てしてやり、寝食を用意し、穏やかな口調ながらオーシャの内なる葛藤にグイグイと迫っていく。

ザ・ストレンジャーがカイロ・レンのような黒い衣服を脱ぎ、おもむろにプールで泳ぎはじめて“真の意味で丸腰”になると、そのすきにオーシャは彼のセーバーを手にする。ジェキら何人ものジェダイを無慈悲に殺した彼に復讐しようと思えばできたはずだが、オーシャはそうしなかった。丸腰の者は襲わない。それがジェダイの掟だからだ。

そんなオーシャに、まるでレイのような白い扮装に着替えたザ・ストレンジャーは、もうジェダイから見放されたのに、なぜその教義をいまさら守っている? と問う。

そして、オーシャの潜在意識にある怒りや悲しみ、喪失といった感情はすべてお見通しだという。その秘めたる負の感情や苦痛は「ダークサイドにつながる」として、口に出したり、ましてやフォースに転化してはならないとオーシャが信じきっていることも見抜きつつ、自分の内なるものを解放して思う通りに行動してみればいい、「すべてを失ってこそ、やっと自由になれる」とまで言い放つのだ。

結局、オーシャはザ・ストレンジャーのコルトシス製のマスクを自ら被ることになる。「お前のフォースは強い」「フォースに集中できる」などと言われたら、その好奇心には勝てないオーシャ。ラストシーンなんて、『エピソード3/シスの復讐』でアナキンが初めてマスクを被りダース・ベイダーになったときと同じ、呼吸音まで似ているカットだ。

ソルにすぐに見抜かれた双子のメイと比べると、素直で猜疑心がなく、信じ込みやすいところがあるオーシャは、このままダークサイドへと堕ちてしまうのだろうか…。

ザ・ストレンジャーを演じるマニー・ジャシントは今回もMVPだ。彼が演じる、大昔に元ジェダイだったというザ・ストレンジャーには罪深いほどの柔和さと狂気が共存している。

そのザ・ストレンジャーの背中には大きな傷跡もあった。今回初めてマスター・ヴァーネストラレベッカ・ヘンダーソン)が扱う鞭(ウィップ)型のライトセーバー、ライトウィップが登場したが、鞭で打たれたようにも見える傷だ。

残すところあと2話。ザ・ストレンジャーとオーシャという“新たな師弟”の行方も見逃せなくなってきた。

「スター・ウォーズ:アコライト」は毎週水曜日、ディズニープラスにて配信中。


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《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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