ヒョンビンやパク・ソジュン、イ・ジョンソクにチャウヌなど、コロナ禍以降もエンタメの1つとして慣れ親しんでいる韓国ドラマでおなじみの人気俳優たち。今秋から2024年初めにかけ、彼らの出演映画が続々と日本上陸。眼福の“推し俳優”映画が怒涛の公開ラッシュとなっている。
ヒョンビン&ユナらがカムバック『コンフィデンシャル:国際共助捜査』公開中
コロナ禍の日本で社会現象級のヒットとなった「愛の不時着」以来のヒョンビン主演作品で、2022年9月に韓国公開され5週連続No.1を記録する大ヒットに。ヒョンビンは北朝鮮の寡黙な捜査員リム・チョルリョンを再演し、今回は韓国の刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)、FBI捜査官のジャック(ダニエル・ヘニー)と共助捜査。
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チョルリョンのことが大好きなジンテの義妹ミニョンを演じる「ビッグマウス」「キング・ザ・ランド」のイム・ユナ(少女時代)も活躍し、「サイコだけど大丈夫」「イルタ・スキャンダル」のチャン・ヨンナムのお説教も健在!
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「愛の不時着」俳優チョン・グクファン、パク・ヒョンスらも出演。ヒョンビンと『エクストリーム・ジョブ』「悪霊狩猟団:カウンターズ」「悪の心を読む者たち」のチン・ソンギュとの対決も必見だ。
イ・ジョンジェ初監督作に贅沢すぎる友情出演も『ハント』公開中
エミー賞受賞「イカゲーム」で世界的に名を馳せたイ・ジョンジェが4年間温めた脚本を自らメガホンをとり映画化。安全企画部(KCIA)海外チームのパク・ピョンホ次長を演じ、対立する国内チームのキム・ジョンド次長を24年ぶりの共演となる親友チョン・ウソンが演じた。
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韓国現代史の実際の出来事に向き合いながら骨太のポリティカル・サスペンスアクションに仕上げた初監督のイ・ジョンジェのもと、「イカゲーム」のホ・ソンテがキム次長の右腕を演じているほか、贅沢すぎるカメオ出演が実現。
韓国ドラマや映画で「見たことある!」という顔ぶれが次々登場するので、スクリーンでよく目をこらして確かめてみて。
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ファン・ジョンミン×ヒョンビンが初共演『極限境界線 救出までの18日間』公開中
ド派手な形で『ハント』に友情出演したファン・ジョンミンと、『コンフィデンシャル:国際共助捜査』が公開中のヒョンビンが初共演、2023年1月に韓国公開された際には初登場1位を記録した。『リトル・フォレスト 春夏秋冬』で知られるイム・スルレ監督は、『私たちの生涯最高の瞬間』『提報者~ES細胞捏造事件~』で実話をベースにフィクションを巧みにまぶしてきたが、今作では特にこの2人の俳優ありきの展開が待つ。
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ファン・ジョンミンはイ・ジョンジェ共演の『ただ悪から救いたまえ』や“俳優ファン・ジョンミン”を演じた『人質 韓国トップスター誘拐事件』から、ユナ共演の8年ぶりのドラマ「ハッシュ」、ギラついた南米の麻薬王を演じた「ナルコの神」と相変わらず大活躍。次回作『ソウルの春』(原題)ではチョン・ウソンと共演する。そして、本作と『コンフィデンシャル:国際共助捜査』で、まるで違ったヒョンビンを同時期に堪能できる。
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さらに、「キム秘書はいったい、なぜ?」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「悪霊狩猟団:カウンターズ」シーズン2のカン・ギヨンも登場するので要注目。
ヨム・ジョンア&リュ・スンリョンが歌い踊る『人生は、美しい』11月3日公開
“第2の「イカゲーム」”とも呼ばれるDisney+「ムービング」でアジアコンテンツ&グローバルOTTアワード主演男優賞を受賞したリュ・スンリョン、熾烈な受験競争と家父長制を描き視聴率が1.7%から23.8%に跳ね上がった「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のヨム・ジョンアが初共演。ヨム・ジョンアは第58回大鐘賞映画祭主演女優賞を受賞した。
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夫婦の人生最後の旅を描いたロードムービーであり、2人の人生を彩ってきた1970年代~2010年代の韓国ヒット曲をリュ・スンリョン&ヨム・ジョンアが歌い踊るジュークボックス・ミュージカル映画。いつかどこかで耳にしたことがあるような楽曲たちや、当時の映画、ファッションなどが郷愁を誘う。
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「Wanna One」出身オン・ソンウのミュージカルシーンもあり、「イ・ドゥナ!」『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』のパク・セワン、彼女がいれば“間違いない”シム・ダルギほか、驚きのカメオ出演も。
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ヨム・ジョンアといえば、「ハイエナ」「シュルプ」のキム・ヘス、「ムービング」で人気拡大中のチョ・インソンと共演する『密輸』(原題)の日本公開も持たれるところだ。
キム・レウォン&イ・ジョンソク&チャウヌ『デシベル』11月10日公開
「ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム」でも熱いキム・レウォンと、除隊後の初主演ドラマ「ビッグマウス」で挑戦を見せたイ・ジョンソク、「女神降臨」「アイランド」などでファンを魅了してきたチャウヌがスクリーンで共演。韓国では2022年11月に公開され、興行収入ランキング初登場第1位となった。
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キム・レウォンの決死の孤軍奮闘から目が離せず、イ・ジョンソク演じる青年が騒音反応型爆弾テロ犯になった理由があまりに切なくやるせなく、チャウヌが柔らかな声で歌い上げるエンディングテーマには心震えること必至。
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Netflixシリーズ「キングダム」や「ムービング」にも出演するパク・ビョンウンをはじめとした名バイプレイヤーたちのほか、「この恋は初めてだから」「私の解放日誌」「ヒップタッチの女王」のイ・ミンギの出演にも注目を!
密室推理劇×スパイアクション『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』11月17日公開
『毒戦 BELIEVER』のイ・ヘヨン監督・脚本による今作も、超豪華なキャストが集結。韓国映画界を代表するソル・ギョング、『エクストリーム・ジョブ』「熱血司祭」「ワン・ザ・ウーマン」のイ・ハニ、『パラサイト 半地下の家族』「青春の記録」のパク・ソダム、「イカゲーム」「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」のパク・ヘス、「エージェントなお仕事」「悪の花」のソ・ヒョヌが、1933年の京城(キョンソン)で抗日組織のスパイ“幽霊”<ユリョン>として疑われた5人を演じる。
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とりわけ、本作撮影後に甲状腺乳頭がん手術を受け、現在は復帰しているパク・ソダムは『京城学校:消えた少女』でも組んだイ・ヘヨン監督から請われての再タッグ。
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人里離れた崖の上のホテルを舞台にした“全員容疑者”の密室推理劇と、命をかけた白熱の心理戦が緊迫を増幅させる。
クォン・サンウ&オ・ジョンセが入れ替わる『スイッチ 人生最高の贈り物』12月1日公開
「ハンガン警察」「おっさんずX(危機) ~崖っぷち男の大逆転~」でコメディセンスを炸裂させるクォン・サンウと「椿の花咲く頃」「サイコでも大丈夫」「悪鬼」など出演作ごとに違った印象を残すオ・ジョンセが共演。
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独身で身勝手なトップ俳優パク・ガンと、献身的な敏腕マネージャー、チョ・ユンの人生がクリスマスイヴに入れ替わる。パク・ガンは双子の父親で、かつて仕事を優先するため別れた元恋人のスヒョン(イ・ミンジョン)と家庭を築いていた!?
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もし、あのとき選ばなかったほうの人生を歩んでいたら…という人生やり直しストーリーを、韓国エンタメの裏側を交えて描く。イ・ミンジョンつながりで、彼女の夫イ・ビョンホンを意識したセリフも!? 双子を演じる『ただ悪より救いたまえ』「生まれ変わってもよろしく」のパク・ソイ、「賢い医師生活」のウジュ役で知られるキム・ジュンが最高にキュート。
宝くじを巡り38度線でバッチバチ『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』12月29日公開
チョン・ヘイン×三池崇史監督「コネクト」やパク・チャヌク監督『別れる決心』のコ・ギョンピョ、「星から来たあなた」「おっさんずX(危機) ~崖っぷち男の大逆転~」のイ・イギョン、日本公式ファンクラブができたばかりの「ヴィンチェンツォ」クァク・ドンヨン、『人生は、美しい』のパク・セワンらが出演。パク・セワンは第59回百想芸術大賞にて女性助演賞に選ばれている。
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「愛の不時着」では、韓国財閥の娘で実業家のユン・セリが軍事境界線を超えて北朝鮮に不時着したが、本作では1等57億ウォン(約6億円)の当選くじが風に乗って境界線の向こう側へ…。次世代俳優たちによる、絶対に負けられない(!?)宝くじ版『JSA』は、2022年サマーシーズンにSNSで口コミが広まり、封切り5日目には興収No.1に駆け上がるスマッシュヒットとなった。
ユ・ヨンソク&チャ・テヒョン&犬たちの競演『マイ・ハート・パピー』2024年1月2日公開
「賢い医師生活」から「ナルコの神」、フランス・韓国合作映画『バニシング:未解決事件』まで縦横無尽な活躍を見せるユ・ヨンソクと、『猟奇的な彼女』でブレイクし「ムービング」にも出演しているチャ・テヒョンが15年ぶりの共演でも息ピッタリ!
愛犬“ルーニー”の里親を探すはずが、次から次へと“ワンダフル”なロードムービーとなっていく。
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共演には「雲が描いた月明かり」『20世紀のキミ』のキム・ユジョンや、「わかっていても」のイ・ホジョン、「ザ・キング:永遠の君主」「私の国」のウ・ドファンの名前も。
イ・ビョンホン×パク・ソジュン×パク・ボヨン『コンクリート・ユートピア』2024年1月5日公開
大地震が起き、一瞬にして廃墟となったソウルで唯一残った高層マンション。生存者たちが外部と遮断された“ユートピア”に集うが…。ディザスター・パニックだけじゃない、人間たちのサバイバルドラマは必見。
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「私たちのブルース」で韓ドラファンを泣かせたイ・ビョンホン、「梨泰院クラス」ほか『マーベルズ』でマーベルスタジオ映画に初参加するパク・ソジュン。「力の強い女ト・ボンスン」「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」などのパク・ボヨン。さらに、名作にこの人ありのキム・ソニョンや、「今、私たちの学校は…」「シスターズ」、「NewJeans」のMVにも出演したパク・ジフらが共演。
韓国では今年8月9日より公開され初登場動員数1位を記録し、公開7日で観客200万人を突破。第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品にも選出されている。特にパク・ソジュンはIUと共演した『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』が配信公開となっただけに、『マーベルズ』とともに久々にスクリーンで会える。
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青木崇高がマ・ドンソクと対決!?『犯罪都市 NO WAY OUT』2024年初春公開
韓国では自国映画の興行が伸び悩み、『すずめの戸締まり』や『THE FIRST SLAM DUNK』など日本のアニメ映画が大ヒットとなっている昨今。そんな中で唯一、公開後約1か月で前作『犯罪都市 THE ROUNDUP』に続いて動員1,000万人を突破したのが、マ・ドンソク主演&製作のシリーズ第3弾『犯罪都市 NO WAY OUT』。
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いっそうパワーアップした『犯罪都市』に悪役の1人として抜擢されたのは、韓国映画初挑戦となる青木崇高。もう1人は、「秘密の森」シリーズや「リセット~運命をさかのぼる1年~」のイ・ジュニョク。2人の挑戦にも注目だ。