佐藤浩市と横浜流星が主演するボクシング映画『春に散る』より、場面写真が公開された。
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沢木耕太郎が、半生をかけて追い続けてきたテーマは、ボクシングを通じて“生きる”を問うこと。その集大成ともいえる最高傑作が、瀬々敬久監督によって映画化される。
物語の主人公は、不公平な判定で負け、アメリカへ渡り、40年振りに帰国した元ボクサー・広岡仁一(佐藤さん)と、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサー・黒木翔吾(横浜さん)。偶然飲み屋で出会った2人は、やがて世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。
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今回公開された場面写真では、人生を賭けた戦いに挑む2人の姿が切り取られた。「今しかない」という言葉で共鳴し合い、心を通わせ、ひとつになっていく仁さんと翔吾。まっすぐ見つめ合い、時には気持ちをぶつけ合っていく姿は、観る者の心を強く打つ。
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プロテストに合格するまで、本気でボクシングに向き合った横浜さんのトレーナー役を演じた佐藤さん。そんな佐藤さんにミット指導を行った人物は、「受けるのは怖いと思いますが、ミットをなるべく顔の近くに構えてパンチを迎えに行って、どっしりとした態度で流星君をリードしてくださいと話しました。流星君のパンチを受けると、かなり痛いはずなんですが、佐藤さんは絶対に流星君の前では痛いと言わない。『本気で来いよ』と、カッコよかったですね」と明かしている。
横浜さんのまっすぐなパンチを、正面から受け止めた佐藤さん。2人の胸熱な師弟関係に注目だ。
『春に散る』は8月25日(金)より全国にて公開。