『モロッコ、彼女たちの朝』のマリヤム・トゥザニ監督最新作『青いカフタンの仕立て屋』より、劇中に登場する<ミートボールが入った卵のタジン>のレシピが、いち早くシネマカフェに到着した。
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本作は、伝統衣装カフタンの仕立屋を営むある夫婦を描いた、愛したい人を愛し、自分らしく生きる、美しい愛の物語。
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劇中では、余命わずかで食欲のないミナのために、若い職人・ユーセフが作った卵入りのタジン料理が登場。3人が頬張る愛情たっぷりの家庭料理が、優しい時間と笑顔を運ぶ感動的なシーンとなっている。
“タジン”は、モロッコ人が毎日食べている煮込み料理の名称で、また、それを作るのに使う土鍋もタジンと呼ばれている。ユーセフが作ったタジンは、玉ねぎとトマトをベースに小さく丸めたミートボールを加えて最後に卵でとじる、簡単で手早くできる、誰でもよく作るタジンのひとつだ。
今回、東京・東北沢のモロッコ料理店「エンリケマルエコス」のオーナーシェフ・小川歩美がレクチャー。スパイスさえ手に入れられれば、あとの材料はよく見かけるものばかり。コツに気をつければ意外に作り方はシンプルで、お腹も心も満たされること間違いなし。
なお詳しい解説は、劇場で販売されるパンフレットに掲載される。
『青いカフタンの仕立て屋』は6月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。