日本のエンターテイメントを支える名優・光石研を主演に迎えた映画『逃げきれた夢』が、6月9日(金)より公開。名バイプレイヤーと呼ばれる光石さんだが、実は本作で興業デビューを果たした二ノ宮隆太郎もまた、映画監督として活動する傍ら、俳優としてさまざまな話題作に出演してきた名バイプレイヤー!?
光石さんと同じ芸能事務所に所属する“俳優・二ノ宮隆太郎”は、映画への確かな感性を保ちながら作家性の光る日本映画に数多く出演し、その存在感を発揮してきた。その中から、その魅力に迫る出演映画5作を紹介する。
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>>『逃げきれた夢』あらすじ&キャストはこちらから
今泉力哉監督『サッドティー』(14)
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映画専門学校「ENBUゼミナール」によるワークショップにて製作された初期・今泉力也の作家性あふれる話題作。12人の男女が織りなす恋愛群像劇を通した、「ちゃんと好き」ということについての考察。二ノ宮さんは演出部として撮影に参加していたが、急遽、最終日に町田純次役で出演が決まった。
豊島圭介監督『森山中教習所』(16)
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真造圭伍原作の人気漫画の実写映画化。野村周平と賀来賢人のW主演でも話題を呼んだ。思わぬ形で再会した高校の同級生である2人が、おかしくて愛すべきひと夏を過ごす青春エンターテインメント。本作で二ノ宮さんは『逃げきれた夢』主演の光石研との共演を果たしている。
武正晴監督『アンダードッグ』(20)
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監督作『百円の恋』が第88回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表に選出され話題を呼んだ武正監督が、再びボクシングを題材に崖っぷちボクサーの再起を描いた注目作。二ノ宮さんは主演・森山未來が演じる晃の腐れ縁の旧友として印象を放った。
藤井道人監督『ヤクザと家族 The Family』(21)
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2019年の社会派映画『新聞記者』が大ヒットを記録した藤井道人監督が「ヤクザ」をテーマに現代社会問題に切り込んだ意欲作。現代に生きるヤクザと彼らの家族の実像を、3つの年代にまたがって描く。二ノ宮さんは綾野剛演じる主人公・山本の舎弟である大原役として出演。ちなみに、藤井監督によるNetflixシリーズ「新聞記者」にも出演していた。
福永壮志監督『山女』(23)
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2022年東京国際映画祭コンペティション部門に選出された福永壮志監督最新作。民族やルーツにフォーカスを当ててきた福永監督が、柳田國男の『遠野物語』から着想され、運命に翻弄される1人の少女(山田杏奈)を主人公にして閉塞的な村社会の同調圧力や差別、そして自然への信仰を描き出した作品。6月30日(金)より劇場公開予定。
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『逃げきれた夢』は6月9日(金)より新宿武蔵野館、シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開。