特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴が、黒い絵が引き起こす恐ろしい出来事に対峙する映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』より、4月25日に行われた完成報告イベント内で上映したメイキングPVの完全版が公開された。
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高橋一生、飯豊まりえ、安藤政信、美波が挑んだ豪華絢爛のルーヴルロケや、日本の伝統建築で瑞々しさを放つ木村文乃、長尾謙杜(なにわ男子)の国内ロケまでたっぷり収録した今回の映像。「岸辺露伴」らしい洗練された劇判とともに、奇怪さとポップさが混ざり合う仕上がりに。
錚々たる美術品の数々に囲まれた高橋さんが、興味深そうに周りを見つめ、油彩画「モナ・リザ」前では監督と談笑する様子も。また飯豊さんは、シックな深い紫のドレス姿を披露し、ルーヴル内ではタイトなレザーのミニワンピースを着こなし、「サモトラケのニケ」像の横で可憐なポージング。
そして、木村さんは撮影の合間に無邪気な笑顔を見せ、木村さんと同場所で共演した長尾さんは、ファンである露伴を演じることに真剣な面持ちで臨みつつ、リラックスした表情も見せる。キャスト、スタッフが共に良い作品を作りあげんとするチームの雰囲気の良さ、映画を真摯に作り上げていく様子が見られる。
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同映像がお披露目されたイベントでは、高橋さんが「映画として自分の理想が随所に詰まっているような素敵な作品です。普段は自分の作品を何度も観るようなことはないのですが、この作品は一定の距離感を持って観られた気がします。それは卓越したスタッフワークと監督の演出手腕とキャストの皆さんが作り上げてくれた世界の中で自由に泳いでいられたから。その静謐な世界観を皆さんに感じてもらえたら嬉しいです」と仕上がりに自信を覗かせていた。
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『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日(金)より公開。