本年度アカデミー賞主演男優賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞2部門受賞の話題作『ザ・ホエール』より本編映像が解禁された。
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主演のブレンダン・フレイザーが来日し、その話題性も相まって好調な滑り出しで公開初週を迎えた本作。客層は20代から50代までと幅広く、ブレンダンの迫真の演技を賞賛する声や、物語やモチーフにまつわる様々な考察がSNSやレビューサイトで多く見られている。そして限られた室内で繰り広げられる5人の登場人物たちそれぞれの圧巻のアンサンブル演技についても称賛の声が寄せられている。
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この度解禁されたのは、自宅で孤独な引きこもり生活を送るチャーリーと彼に寄り添い続ける唯一の友人、亡くなったチャーリー恋人アランの妹であり看護師のリズとの本編映像。
日に日に体調が悪化し呼吸器をつけるようになったチャーリーと、その様子を見守るリズ。お互いに頼り合ってきた2人にしか分からない、簡単には割り切ることのできない様々な想いが入り混じる。
目を潤ませ謝ることしかできないチャーリーに、リズは「やめて」と一蹴、チャーリーの心音を聞き、看護師としての役目を終えるが、たまらずリズは「ひどい人。また私をこんな目に」と声を震わせながら堰を切ったようにチャーリーへ思いをぶちまける。
家族を捨てる選択しかしなかった自身を悔やみ、さらに恋人アランを失ったことが引き金となり心と体を制御できなくなってしまったチャーリー。唯一の最愛の人だったアランと家族であることを認められず、最期の姿を見ることができなかったという辛い事実も明かされ、チャーリーとリズ、それぞれの哀しみの深さは計り知れない。互いを見つめる表情からは、言葉にせずとも相手を思いやる気持ちが伝わってくる。
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ブレンダンはアカデミー賞の受賞スピーチで「鯨が深い水の中でここまで泳げたのは、才能あふれるホン・チャウのおかげ」と、リズを演じたホン・チャウへ特別な感謝を伝えていたが、ブレンダンとホンの役柄そのままに、互いを高め合って撮影に挑んだ強い絆が伺える本編シーンとなっている。
『ザ・ホエール』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。