杏と柄本時生がナレーターを務めたオーディオブック、村上春樹の「1Q84―BOOK1<4月ー6月>前編」が本日2月1日(水)に配信がスタートした。
世界最大級のオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスである「Amazon オーディブル」で配信される今回のコンテンツは、2009年から2010年に発売された、村上さん12作目の長編小説。
オーディオブックでは、杏さんが「青豆」のパートを、柄本さんが「天吾」「牛河」のパートを朗読。
村上作品が好きだという杏さんは「村上さんの書いた言葉を一文字もこぼさず表現できるのは朗読だけなので、青豆についての表現すべてを味わいつくすように感じました。子育てなどで忙しい方、読書から離れていた方もスキマ時間を使ってお聴きいただければうれしいです」とコメント。
柄本さんは「朗読は演技とは異なり、文字で表現されているものに対し、自分の色や答えを出しすぎてはいけない点が難しかったです」とふり返った。
また「1Q84」の続編は、後編が3月1日(水)、BOOK2〈7月-9月〉前編/後編が5月1日(月)、BOOK3〈10月-12月〉前編/後編が7月1日(土)に配信される予定だ。
なお、大森南朋の朗読による「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)」も配信開始となった。