柳楽優弥主演、世界を震撼させるヴィレッジ・サイコスリラー超大作「ガンニバル」より、最恐の大男“あの人”が作られる様子が見られるタイムラプスメイク映像が公開された。
ついに最終話を迎える本作。中でも、供花村の“人を喰っている”という噂に大きく関わり、そこを支配する後藤家が恐れ、その存在を隠そうと必死になる“あの人”のキャラクターに注目が集まっている。
第2話で初めて登場すると、原作ファンも納得する再現度の高さに驚きの声があがった。そして今回、最終話を前に、オーディションで選ばれたモデルで俳優の澤井一希が“あの人”を演じていることが明らかに。
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昨年、「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2に参加した澤井さん。「素直に嬉しさと自分の未知の領域を演じるワクワク感がありました。ただ、このガンニバルという作品において“あの人”という存在がいかに重大かという事も認識していましたので、片山監督に『主演のような気持ちでやって欲しい』というお言葉を頂き、この作品は自分にかかってるんだ!という強い気持ちと覚悟で臨もうと決めました」とプレッシャーを感じながらも、強い決意を持って撮影に臨んだと明かした。
“あの人”の特殊メイクを手掛けたのは、『進撃の巨人』『シン・ゴジラ』など数々の作品に関わり、世界的に高い評価を受ける特殊メイクアーティストのJIRO。完成した姿を初めて見た澤井さんは、「鏡で見た時には、想像を遥かに超えるあの人が映っていて、驚きと感動がありました」とふり返る。
また、ほかのキャストたちの反応については、「凄く怖がったり再現度の高さに驚かれていたのですが、ほとんどのキャストの方が興味深々で、写真を撮ってくださり嬉しかったです笑」と現場では和気あいあいと過ごしたようだ。
JIROさんは「ファンタジーではなく、リアルな世界観に落とし込む高いレベルの特殊メイクが必要とされていることを感じ、とても大きなやり甲斐を感じました」と、ただインパクトのある造形ではなくリアリティを損なわないように作り上げることが大きな挑戦だったそう。
デザインからマスクの彫刻~製作、義歯や手の造形に約2か月かけて制作された“あの人”の特殊メイクは、「人間としては規格外の体躯や風貌なのですが、やりすぎるとリアルな世界観を壊してしまう恐れがありました」と、リアルな作品世界観に落とし込む上での懸念があったという。
実際に制作する上では「村のある種異様な世界観や人物像の中にあって突出した存在感を与えなければなりません。適当な答えを導き出すことが非常に難しかったのですが、監督と何度も話し合いを重ね上手く表現できたと実感しています」と監督との試行錯誤を繰り返し、世界観に溶け込みながらも異様な存在感を持つ“あの人”を見事に完成させた。
公開された映像では、JIROさんが澤井さんに“あの人”の特殊メイクを施す様子が映し出されており、細部にまでこだわりがつまっていることが分かる。
顔の皮膚を緻密に作り上げるだけでなく、皺や皮膚の色、髪やひげの一本一本までが作りこまれ、4時間に及ぶ長時間のメイクによって、視聴者の注目を一気に集めた“あの人”が出来上がった。
「ガンニバル」はディズニープラススターにて独占配信中。
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