『THE BATMAN−ザ・バットマン−』でジョーカーを演じたバリー・コーガンが、同役をゲットしたオーディション動画を公開した。
本編では“見えざる囚人”として出演し、後に公開された未公開シーンでのジョーカー役が話題になったバリー。「カットされたのがよくわかる。ヴィランのリドラーを食ってしまうほどのインパクトがあるから」とその演技は高い評価を受けたが、実はバリー本人が演じたかったのは「リドラーだった」と「GQ」誌に語っている。
バリーが同作のプロデューサー、ディラン・クラークに会った時点では、リドラーはジョナ・ヒルに決まっており、最終的にはポール・ダノが演じることになった。バリーはオーディション動画を作成して半ば強引にクラークに送ったが、4か月も音沙汰がなかったという。ついにエージェントを通して連絡がきたが、製作陣はバリーをリドラーではなくジョーカーにキャスティングした。そして、「だれにも言ってはならない」とバリーに釘を刺しそうだ。
というわけで、バリーが今回公開したのは、リドラーを想定した演技を収めている動画だ。ファンの感想は、「これこそ私が求めていたリドラーなのに」とバリーのリドラーを支持する声や、「いや、これはリドラーではなくジョーカーだわ」とジョーカーこそ当たり役だと納得する声も寄せられている。