Netflixが、ジョン・スタインベックの小説「エデンの東」を原作としたドラマ(リミテッド・シリーズ)を開発中であることがわかった。「Deadline」が報じた。
「エデンの東」は、エリア・カザン監督×ジェームズ・ディーン主演で1955年に映画化され、数々の賞を受賞。アカデミー賞では主演男優賞、監督賞、脚色賞の候補となり、ジョー・ヴァン・フリートが助演女優賞を獲得した。
今回のドラマは、エリア・カザンの孫娘ゾーイ・カザンが脚本を執筆。主演でキャシー・エイムズ役を演じるフローレンス・ピューとともに製作総指揮も務めるという。
「10代の頃、『エデンの東』を初めて読んで大好きになりました。それ以来、偉大で壮大、三世代にわたるスタインベックの小説を映画化することは私の夢だったのです。なによりも、この小説の中の特異なアンチヒロインのキャシー・エイムズという人物を、完全に表現したいと思っていました」と語るゾーイ。「フローレンス・ピューは、まさに夢のキャシーです。この役に命を吹き込むのに、彼女以上にわくわくさせてくれる俳優は考えられません」と、フローレンスに太鼓判を押す。
ゾーイは2003年に俳優デビュー。脚本家としては『ルビー・スパークス』『ワイルドライフ』の2本の映画の脚本を手掛けた。テレビドラマの脚本を執筆するのは今作が初めて。