鬼才パク・チャヌク監督が世界を震撼させた驚愕の復讐サスペンスを4Kリマスターで甦えらせた『オールド・ボーイ 4K』より、本国オリジナル予告2種とポスター、サブ写真が解禁された。
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この度解禁されたのは、2003年11月の韓国公開当初の本国オリジナル予告2種。本国オリジナル予告1は、はた迷惑な酔っ払い男オ・デス(チェ・ミンシク)の姿から始まり、韓国を代表する映画音楽監督チョ・ヨンウクが手掛けた本作のサウンドトラックから、ユ・ジテ演じる謎の男ウジンの複雑な感情を象徴するワルツ曲「Farewell, My Lovely」が流れ、「15年の監禁は始まりにすぎなかった」のテロップと同時に冒頭の酔っぱらい男オ・デスが復讐の怪物に変貌した姿で映し出される。
また本国オリジナル予告2は、同じくサウンドトラックから、チェ・ミンシク演じる主人公オ・デスの孤独と哀愁を表現した曲「In A Lonely Place」が流れる中、オ・デスが電話を片手に「お前は誰だ」と言う場面から始まり、矢継ぎ早にキャストらの表情を切り取った場面が映し出される。最後には「二人の男の秘密」、「最高の対決が始まる」と締めくくられており、2種とも不穏なムードと謎解きサスペンス要素の高い予告となっている。
韓国オリジナル予告で印象的に使われている2曲の曲名「Farewell, My Lovely」、「In A Lonely Place」は、実はどちらも映画のタイトル。「Farewell,~」はロバート・ミッチャム主演のアメリカ映画で邦題は『さらば愛しき女よ』で、「In A~」はハンフリー・ボガート主演のアメリカ映画で邦題は『孤独な場所で』だ。
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実はパク・チャヌク監督は、劇中で使用される曲の全てに様々な映画のタイトルを引用。引用された映画とその音楽が表現する世界観から本作を読み解くこともできるという、こだわりの強い監督ならではの仕掛けになっている。
『オールド・ボーイ 4K』は5月6日(金)より全国にて公開。