米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のプロジェクトの一貫で製作されたショートフィルム『おかあの羽衣』の予告編が公開された。
「私、きらいなものが多い」。那覇までの渋滞、借金だらけの父、親友の彼氏、牛乳、そして地元の塩屋湾。美しい母は、なぜ父と結婚したんだろう。漠然とした将来への不安から逃げるように瑠璃は考えていた。そしてある日、母の過去を知る――。
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同映画祭では、令和3年度日本博主催・共催型プロジェクトの一つとして、沖縄県、熊本県、広島県に焦点をあて、それぞれ若手の小説家が、日本古来の昔話・民話などをモチーフにした短編小説を執筆した。
『おかあの羽衣』は、作家・詩人・作詞家の高橋久美子が、沖縄を舞台に執筆した短編小説を基にしたショートフィルム。ゴリ(ガレッジセール)と尾野真千子が、主人公・瑠璃(服部樹咲)の両親役を務め、沖縄県の伝統的な組踊・銘苅子(めかるし)をモチーフに描かれるヒューマンドラマとなっており、予告編では、沖縄らしい風景が映し出されている。
なお、本作のワールドプレミア上映は、よみうりランドで開催する「沖縄復帰50周年記念 SSFF & ASIA 2022」トークイベント内にて行われる。
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「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022」は6月7日(火)~20日(月)/オンライン会場は4月28日(木)~6月30日(木)開催予定。