本日2月11日(金・祝)より公開がスタートした、池松壮亮×伊藤沙莉W主演のラブストーリー映画『ちょっと思い出しただけ』より、製作の過程を辿るメイキングムービーが完成した。
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年に一度訪れるある1日だけ遡り、現代を反映させつつ描いた本作。今回公開されたメイキングムービーは、本作のメイキングを担当した映像作家のエリザベス宮地が編集。本編になぞらえ、クランクアップから撮影を遡るという、本作ならではのスタイルで『ちょっと思い出しただけ』ができるまでを映し出している。
2021年8月6日。コロナ渦の東京で撮影がクランクアップを迎えた。冒頭、無事に撮影が終了し、笑顔を見せる伊藤さん、松居大悟監督と熱い抱擁を交わす池松さん、俳優として映画にも出演する尾崎世界観の姿が。そして、キーポイントとして登場する様々なシーンや、メイキング風景が次々と登場。撮影の合間のインタビューも収録されており、尾崎さんが「ナイトオンザプラネット」の誕生秘話についても明かしている。
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2021年7月20日から約2週間というスケジュールで行われた今回の撮影。松居監督は「2021年から過去に遡っていく物語なので、観客に嘘をつきたくなかったんです。マスクやアルコール消毒、タクシーの飛沫防止用のビニールシートなど、今では生活に欠かせなくなった当たり前の景色があって、粛々と東京五輪が行われていて、現実にフタをしないように気をつけました。2021年7月にしか撮れない映画になったと思います」と、現代を生きる誰しもがリアリティを感じられるような映像にこだわって撮影に臨んだという。
『ちょっと思い出しただけ』は全国にて公開中。