2021年見た中で、3人がお勧めする作品とは…?
――2021年ご覧になった中で、一番ご自身を熱狂させたお勧め作品は何でしたか?
綾野:僕は「ペーパー・ハウス」は、かなり熱くなりました。
米倉:ああ、私も「ペーパー・ハウス」かな~! スペイン語を練習しているのもあるから。
――米倉さん、原語でご覧になっているんですね…!?
米倉:そうですけど、もちろんサブタイトルもつけていますよ! …でもね、絶対自分ではやりたくない作品(笑)。泥だらけになりたくないもん~。
綾野:泥だらけになりますけど、シーズン1だったらまだ大丈夫じゃないですか?
米倉:確かにね。一番最初のバーで教授と飲みながら…ぐらいまでだったら、やってもいいかな(笑)。ドキュメント(「ペーパー・ハウス: 人気の秘密に迫る」)を見ていたら、泥だらけだったから「ああ、無理!!」と思ったの。
綾野:俺、デンバー好きなんです。真っ直ぐで。あとトーキョーも好きです。
米倉:トーキョーねー!私はナイロビも好きだった!
綾野:流星は?
横浜:俺、見られてないんです。見たいです!

――横浜さんは、2021年印象的だった作品、何でしたか?
横浜:僕は、素直に『ヤクザと家族』。
綾野:嬉しい。
横浜:本当に、心がえぐられましたね。試写室で観たんですけど、終わった瞬間に、藤井さんと剛さんにすぐ(感想を)送りました。そのぐらい、なんかずっと浸っていて、すぐには立ち上がれなかったです。同時に、「なんで自分(出て)いないんだろう」って…。
綾野:(笑)。嬉しいよ。そういう意味だったら、「FAMILIA」聴いたときもかな(※『ヤクザと家族』主題歌)。2021年の中では最大の出来事でした、「総合芸術って美しいな」と結実した瞬間でした。