トム・ホランド主演『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。日本では劇場前売券の発売3日間の売れ行きが前作対比376%とシリーズ最高記録を更新している本作の全米公開を前にロサンゼルスにてワールドプレミアが開催。いま最も注目される豪華キャストたちが勢揃いした。
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会場となったリージェンシー・ヴィレッジ・シアターには多くのファンが詰めかけ、レッドカーペットにスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じたトム・ホランドが到着すると大きな歓声に包まれる。「正直に言って、今はちょっと頭が真っ白」と興奮している様子を見せるトムは、駆け付けたファンにも「ファンのみんなは本当に素晴らしい。ここに来てくれて、そして今夜この映画をお祝いしに駆けつけてくれて本当にありがとう」と笑顔で感謝。
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いよいよ公開を迎える本作について「まさにスペクタクルだ! 映画というものに対するセレブレーションだよ。この作品は、3つの世代にわたる映画で、大きなスクリーンで見るべきものだ。ぜひ愛する人達や、大切な友人達と体験してほしい!」と明かし「今夜ここにいられること、そして家族や友人達とそれをシェアできることをとても嬉しく思う」と熱弁。「全てのファンに永遠に感謝している! そしてスパイダーマンにも永遠に感謝しているよ!」と愛を込めたメッセージを送った。
また、蜘蛛の糸をイメージしたドレスに身を包み登場したピーターの恋人MJ役のゼンデイヤは「ここにいるなんて信じられない。撮影を始めたのが昨日のことのように感じられる!」と笑顔。「ファン達は楽しみにしてくれている。彼らのための映画だからね。この素晴らしい旅路を皆とシェアできることに感謝の気持ちでいっぱい! とても特別な時間ね!」と語り、ピーターの親友ネッド役のジェイコブ・バタロンも日本のファンに向けて「また日本に戻りたいよ!」と熱いメッセージを送った。
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本作のキーパーソンとなるドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチもシックなスーツと、トニー・スタークばりのサングラス姿で登場、盛り上がるファンを前に「こういう反応を見るために、映画を作るんだ。この映画は人々を映画館に呼び戻そうとしている作品だ。祝うべき理由はたくさんある。それに加えてこの映画はまさに最上級の映画だと思っている!」と自信を見せた。さらに共演したトムについて、「素晴らしい俳優だ。身体能力、コメディやタイミングにも優れている。広大な専門知識がこの映画にはある。彼はそれに心と魂を込める。彼はそのキャラクターとしての感情を持っているんだ」と絶賛を送った。
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■ウィレム・デフォー、14年ぶりのヴィラン「戻って来られて嬉しい」
さらに、シリーズ過去作のヴィランでもあるグリーン・ゴブリン役のウィレム・デフォーとエレクトロを演じたジェイミー・フォックスも登場。前日12月13日に誕生日を迎えたばかりのジェイミーに対しては、周囲がレッドカーペット上で「Happy Birthday to You」を歌って祝福する場面も。
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ウィレムは「みんながこの映画を観るのが楽しみだ」と興奮を抑えられない様子で、14年ぶりとなったグリーン・ゴブリン役について「戻って来られて嬉しい。古い友人や新しい友人に会えてね。トム・ホランドとの共演はとても楽しかった。彼はとても才能がある。特に、一緒にやったファイティング・シーンはとても楽しかったよ」と笑顔で語った。
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また、スパイダーマンを敵視する「デイリー・ビューグル.net」の編集長を演じるJ・K・シモンズは、2002年の『スパイダーマン』と今回が同じプレミア会場であることを明かし、感慨深げな表情を見せるひと幕も。会場にはそのほかにも、『モービウス』の主人公マイケル・モービウスを演じるジャレット・レトが「6」をあしらったネックレスを身に着けて登場したり、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で主人公シャン・チーを演じたシム・リウがウォン役のベネディクト・ウォンと笑顔で肩を組み、さらに『エターナルズ』の陽気な戦士キンゴを演じたクメイル・ナンジアニも登場するなどマーベル・ヒーローたちが続々とスパイダーマンを祝福に駆け付けていた。
会場に集まったファンたちの熱量を目の当たりにしたジョン・ワッツ監督は「人々は長い間、自宅から出ることができなかった。もう外に出る準備はできていると思うし、この映画がその目的になってくれたらと願っている。ぜひ皆で一緒に見てほしい!」とその想いを明かした。三部作の<最終章>といわれる本作をいち早く映画を鑑賞した映画評論家たちによれば、米レビューサイト「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」では100%フレッシュを記録(12月14日21時時点)、コメントも絶賛が相次いでいる。
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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)より全国にて公開。