アニメーション映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』より、監督のサラ・スミスが製作への思いを明かすコメントが到着した。
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イギリスの新進気鋭のCGアニメーションスタジオ「ロックスミス・アニメーション」初の劇場長編アニメーション作品となる本作は、ネットやゲーム、音楽などあらゆるデジタル機能に加え、持ち主にピッタリな友達を見つけ出してくれる最新式のロボット型デバイス<B ボット>が登場。夢のようなデバイスだが、友達のいない少年バーニーのもとに届いたのは、不良品の<B ボット>“ロン”だった…。そんな2人が、“本当の友情”を探すハートウォーミング・アドベンチャー作品となっている。
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監督は、世界的人気アニメーション「ひつじのショーン」のTVシリーズを手掛け、『インサイド・ヘッド』『アーロと少年』ではストーリーアーティストを務めたジャン・フィリップ・ヴァインと、「ロックスミス・アニメーション」の創設者サラ・スミス。
本作はロックダウン中に製作されたそうで、プロデューサーも務めたスミス監督は「この映画を作るのは大変だった。ロックダウンの中で作業をしたんだもの。250人もの人が自宅からリモートでこの映画を作った。私たちはZoomを通じて監督をした」とその製作での苦労をふり返る。
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しかし、人と会う機会が制限されるこんな時代にこそ、必要なテーマを本作では描いたようで、バーニーとロンとの関係について「多くの子供が部屋にこもってずっとスクリーンを見ている中、バーニーとロンは森の中に入っていって、追いかけられたりする。今の子供たちに欠けている、直接触れ合う友情。それが子供たちの心に響いてくれたらいいなと思う」と願った。
『ロン 僕のポンコツ・ボット』は10月22日(金)より全国にて公開。