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朝鮮半島で最も高い標高2744メートルの白頭山は、朝鮮民族の“聖なる山”と呼ばれ、1000年に一度大噴火するとも言われている。もしもいま、この活火山が大噴火を起こしたら朝鮮半島はどうなってしまうのか。
今回解禁となった本編映像は、これまでとは全く異なる役どころで新境地をみせるマ・ドンソク演じる地質学の教授カン・ボンネが、緊急対策会議に出席し、意見を求められる場面から始まる。大統領らが見つめる中「過去3年間シミュレーションした結果、5km以内で600キロトンの人工的な爆破を加えると、マグマ溜りの圧力を最大45%下げられました」と切り出すカン教授。
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「どういう意味ですか?」と困惑する出席者を前に、カン教授はおもむろに紙のコーヒーカップに穴を開け、そこから流れ出すコーヒーを見ながら「強い爆破でマグマ溜りの圧力を下げる」ことによって、地盤を崩壊させて圧力の逃げ道を作れれば、最悪の事態を避けられるという方法を提案する。そして600キロトンの爆破には、「核分裂しかありません」と回答。非常事態を前に、冷静な分析力と説得力をもって提言するカン教授の姿に引き込まれるシーンになっている。
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マ・ドンソクは今回の役について「身体よりも頭を使うキャラクター。普段使わない単語を使うセリフが多く、とても難しかったが、十分に熟知できる時間をもうけて撮影に臨んだ」とふり返っており、「劇中の重要な情報を伝えなければならない役であり、自分の判断で多くの人が命がけの作戦に挑まなければならないという罪悪感と責任感も持っていなくてはならない」とコメントを寄せている。
『白頭山大噴火』は8月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。