ロキといえば特徴的なのが、頭にかぶっている黄金の“ツノ”。ロキが初登場した『マイティ・ソー』(11)から身に付けており、ロキが登場したMCU過去6作ではツノについて深く言及されてこなかった。しかし、本作「ロキ」でついにこの“ツノ”の秘密が明らかになるとトム・ヒドルストンが明かしている。

四次元キューブを拾い時空を超えて逃げ出したロキは、“時間の流れを守っている”という謎の組織TVA(時間変異取締局)に捕まり「自分が改変してしまった現実を元に直す」という任務を、TVAのエージェント・メビウスから命じられる。

1話でTVA に連れて来られたロキは、四次元キューブを奪われ、トレードマークのグリーンのマントも脱がされてしまい、黄金のツノも被っていない。しかし本作では、これまでに何度も登場してきたロキのツノの秘密が明らかになる。トムは「みんなロキのツノに興味があるみたいですね。ロキはいつツノを着けるのか? どうして彼はツノを着けているのか? 何かのお祝いのために被るのか、それとも何かロキの心情的な意味があるのか? すべては時が来れば明らかになります」と断言する。
「ロキの細かい所がもっとはっきり明かされていく」

本作のロキのツノはいままでよりも短くなっているようだが、そこにも何か秘密が隠されているのだろうか。さらに本作ではツノの秘密だけでなくロキの物語を深く描くため、『マイティ・ソー』のケネス・ブラナー監督や『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督など、これまでの作品制作に携わってきた制作陣が手を貸しているという。

トムは「ケネス・ブラナーやアレックス・バーン(『マイティ・ソー』の衣裳デザイン)、タイカ・ワイティティなどはみんなロキの物語に貢献してくれました。彼らは私たちがロキについて下した多くの決断について、みんないろんな興味と好奇心を持っていました。どうしてロキの衣装や彼の立ち振る舞いが変わったのか? 彼の物語にどんな変化があったのか? などね。物語が先に進むにつれて、ロキの細かい所がもっとはっきり明かされていきますよ」と語っており、毎話新たな魅力を放ってくるロキの物語から目が離せない。ロキの冒険はいったい、どこへ行き着くのか。世界中がその結末を見守っている。
「ロキ」は毎週水曜日16時~ディズニープラスにて独占配信中。