大敗した民主党ヒラリー陣営の選挙参謀ゲイリー・ジマーは、農村部の票を取り戻す秘策としてYouTube動画で話題の人物を田舎の町長選挙に立候補させる。すると共和党は、対立候補の元にゲイリーの宿敵=トランプの選挙参謀、フェイス・ブルースターを送り込んできた。その日から、町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされる…!

主演のゲイリー・ジマーを演じるのは、『ラブ・アゲイン』『40歳の童貞男』など多くのコメディ作品に出演してきたスティーヴ・カレル。またコメディエンヌとして知られるローズ・バーンがフェイス・ブルースターを演じ、「そこまでヤルか!」という笑いの限界に挑む。

さらにわきを固めるキャスト陣も豪華で、アカデミー賞助演男優賞受賞の名優クリス・クーパーが小さな町の町長選に立候補する退役海兵隊大佐ジャックに扮し、その娘ダイアナ役は『ブレードランナー2049』や『ターミネーター:ニュー・フェイト』などのマッケンジー・デイヴィスが演じている。
監督・脚本は、16年間にわたりコメディ・セントラルの「ザ・デイリー・ショー」やアカデミー賞でも2度の司会を担当し、アメリカ文化における政治風刺の定義を変えたと言われるジョン・スチュワートが務める。
『スイング・ステート』は9月よりTOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国にて公開。