葬儀は17日、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で行われるが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、エリザベス女王と王室メンバーのみが出席するごく小規模なものになるという。
息子のチャールズ皇太子は、「私の愛するパパは、とても特別な人でした。自分に対する反応や感動的な言葉が寄せられていることに、きっとびっくりしているはずです」と語った。
孫のウィリアム王子は日曜日、自身が会長を務める英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)が主催する英国アカデミー賞に出席予定だったが、祖父の訃報を受け急遽キャンセル。
同じく孫のヘンリー王子はすでに単身でアメリカを発ち、約1年ぶりにイギリスに帰国。妻のメーガン妃は妊娠中のため、医師に渡航を止められたとのこと。ヘンリー王子が王室メンバーと顔を合わせるのは、オプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組が放送されてから初めてとなる。
世界各国の要人や王室ファンから追悼メッセージが寄せられるなか、「ザ・クラウン」でフィリップ殿下を演じたマット・スミスとトビアス・メンジーズも「安らかにお眠りください」とお悔やみを述べた。