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本作は、“消えたバレンタイン”を巡って時間の流れが異なる男女が織りなす、オリジナリティ溢れるファンタジックなラブストーリー。30秒予告は、“人よりワンテンポ早い”ヒロイン・シャオチーの紹介からはじまる。かけっこではいつもフライング、記念写真では目をつぶったものばかりと、ワンテンポ早いエピソードが次々映し出される。そんなシャオチーだったが、意中の男性から念願のバレンタインデートに誘われることに!
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でも、バレンタインデーが消えた!? しかも見覚えのない自分の写真まで見つかって…と物語は思わぬ方向へ。どうやら秘密を握るのは、“人よりワンテンポ遅い”バス運転手のグアタイらしい。バレンタインは何処へ? グアタイの正体は? そして、人より“1秒先”へ突き進む彼女が見つけた大切なものとは…? ひと筋縄ではいかない、思いもよらないラブストーリーが期待できる予告編となった。
また、今回解禁したティザービジュアルは、浜辺で寄り添う男女のカラフルなイラストが目を引き、映画の重要なキーワード“時間”を想起させる時計モチーフの夕日も印象的。「急がなくても大丈夫、愛はゆっくりやってくる。」とのコピーが添えられている。
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ちなみに、意外と知られてないが、台湾には年2回のバレンタインデーがあり、2月14日よりも、旧暦7月7日(今年は8月14日)の「七夕情人節(チャイニーズバレンタインデー)」が一般的といわれている。そのためバレンタインの映画だが、本作の季節は夏。
監督は『熱帯魚』(95)、『ラブ ゴーゴー』(97)で熱狂的な人気を誇るチェン・ユーシュン。CM業界で活躍していたが、16年ぶりに本格的に映画製作に復帰。長編復帰3作目となる本作は、20年前から温めていた脚本を基に撮り上げ、第57回台湾アカデミー賞(金馬奨)の最多5冠に輝いた。
『1秒先の彼女』は6月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。