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同性愛者への心ない発言の処罰として、ゲイのアマチュア水球チームのコーチをすることになった、元オリンピック・銀メダリストの水泳選手マチアス(ニコラ・ゴブ)。彼に課されたミッションは、弱小チーム「シャイニー・シュリンプス」を3か月後に世界最大のLGBTQ+五輪である“ゲイゲームズ”に出場させることだった!
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「我らシャイニー・シュリンプス!」とお決まりのポーズと掛け声に全力で取り組む、とにかく明るいシャイニー・シュリンプス。いつもポジティブでハッピーオーラ全開の彼らとは反対に、終始しかめっ面のマチアス。適当にコーチをやり過ごそうとしていたマチアスだったが、今回の予告編では一転。
自身をチームに招き入れたリーダーのジャン(アルバン・ルノワール)が病気を隠し、余命わずかな時間を仲間と一緒に楽しみたいと望んでいることを知ってしまう。明るく陽気に振る舞う、ほかのメンバーにもそれぞれ悩みがあり、どんな困難にも持ち前のユーモアで立ち向かって“自分らしく”生きるシャイニー・シュリンプスの姿は、やがてマチアスの心をも変えていく。時にぶつかり合いながらも固い絆で結ばれていく彼らには、予想外のラストが待ち受けていて――。
実在のゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルにした本作は、実際にチームの一員で、監督・脚本を務めたセドリック・ル・ギャロの体験に着想を得て製作された。チームに所属するまで、ゲイの友人が1人もいなかったというル・ギャロ監督。それぞれが悩みを抱えながらも、お互いのありのままを受け入れるメンバーたちに出会えたことは、マチアスと同様に「人生が変わるほどの経験」だったという。
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そして日本での新たな公開日決定に、ル・ギャロ監督と共同で監督を努めたマキシム・ゴヴァール監督の2人から連名でコメントが到着。
「一年間の不安定な時期を経て、日本での公開が決まりとても嬉しくワクワクしています。この危機は、人生は儚く短いものであることを思い出させてくれるはずです。だからこそ、本当の自分を受け入れることが急務であり、今しかないのです――それはまさにシャイニー・シュリンプスの目的です。違いを分かち合いましょう、映画館に行きましょう、そしてまたお会いしましょう!」とメッセージを寄せている。
『シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。