毎年約200の国と地域で約1000万回以上の視聴回数を記録し、2020年には10周年を迎えた「MyFFF」。コンペティション部門には、例年通り、長編と短編それぞれ10作品が出品されるほか、クラシックの名作、スイスやカナダのフランス語圏の招待作品、最新のVR作品を含むバラエティ豊かな約30作品がラインアップ。
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出品作品は、「フォーエヴァー・ヤング」、「クレイジー・ラヴィング・ファミリー」、「トゥルー・ヒロイン」、「フレンチ・ゴースト・ストーリー」、「オン・ザ・ロード」、「ラヴ・イズ・ラヴ」、そして「キッズコーナー」とそれぞれテーマ分けがされている。
気になる作品は、思春期の女の子の成長を通じて、現代フランスの素顔を浮かび上がらせたドキュメンタリー『思春期 彼女たちの選択』をはじめ、実在の女性戦場カメラマン、カミーユ・ルパージュの生き様を描く『カミーユ』や、有名ピアニストと付き人でもある夫による、妊娠出産騒動を笑いと感動で描いたコメディ作品『奥様は妊娠中』が、コンペティション部門(長編作品)にラインアップ。
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フランス語圏スイス招待作品には、スイスのブルジョワ家庭に生まれた監督が、祖母との対話を通してLGBTQや自らのアイデンティティの問題に深く取り組んだドキュメンタリー『マダム』。
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クラシック作品としては、ギリシャ神話のオルフェウス伝説を詩人ジャン・コクトーが現代に蘇らせた不朽の名作『オルフェ』(’50)が決定。
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ほかにも、20分ほどの良質な短編作品、野生動物たちのオペラやお遊戯会を描く子ども向けのアニメーション短編作品もピックアップされている。
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なお、アンスティチュ・フランセ東京で特集上映「スクリーンで見よう マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」(1/29、1/30、2/6)が開催されるほか、「旅する映画館cafe de cinema」企画の短編上映会も都内各地で実施予定。
「第11回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」は1月15日(金)~2月15日(月)U-NEXT、GYAO!、ビデオマーケット、DMM動画ほかにて配信。※短編は無料配信