スタジオジブリ製作・宮崎駿監督作の『崖の上のポニョ』が、中国で12月31日から公開される。日本では2008年7月に公開された。「Variety」誌が報じた。スタジオジブリの作品は、2018年12月に『となりのトトロ』が公開されるまで中国で“正式”に上映されたことはなかったが、小さな頃から海賊版のDVDやネットで観て育ったという人も多く、大人気だという。満を持しての映画館での上映に、多くのファンが足を運んだ。『となりのトトロ』は約27億円(1億7800万元)、2019年に公開された『千と千尋の神隠し』は約72億円(4億8800万元)の興行収入を中国で稼ぎ出した。『崖の上のポニョ』のプロモーションのために、宮崎監督は中国のSNS「Weibo」に手書きのイラストと「ポニョがみなさんに喜びをもたらすことができるなら、最高です」という意味の中国語を投稿し、公開日を知らせている。中国版の吹き替え俳優たちは不明だが、北米版ではポニョ役をマイリー・サイラスの妹ノア・サイラス、宗介役をジョナス・ブラザーズの弟フランキー・ジョナスが演じた。そのほか、ケイト・ブランシェット、マット・デイモン、ティナ・フェイ、リーアム・ニーソンら豪華俳優陣が声優を務めた。
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