ハリー・スタイルズは初めてのノミネートで主要部門ではないものの、3部門に選出。BTSは「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」にノミネート。K-popグループがノミネートされるのはグラミー史上初という快挙を遂げた。
衝撃的な結果に、不満をあらわにしたのがザ・ウィークエンドだ。昨年11月にリリースしたシングル「ブラインディング・ライツ」と、今年3月にリリースしたアルバム「After Hours」が大ヒットし、どちらもビルボードランキングで1位に。つい先日にはアメリカン・ミュージック・アワードでテイラーらとともに最多3部門受賞を果たしていた。来年のスーパーボウルのハーフタイムショーでヘッドライナーを務めることも決まっている。
もちろん、グラミー賞にも主要部門である「最優秀アルバム賞」及び「最優秀レコード賞」に候補入りすることが確実視されていた。ところが、ふたを開けてみるとゼロノミネーションという結果に。いわば締め出された形になってしまったザ・ウィークエンドは「グラミー賞は腐敗したままだ。ぼく、ファン、業界に透明性をはっきりさせる義務がある」と怒り&不満をツイート。ファンもこの結果には「おかしい」と声を上げている。
The Grammys remain corrupt. You owe me, my fans and the industry transparency...
— The Weeknd (@theweeknd) November 25, 2020