愛する家族のため、本当の自分を隠したまま仲間とともに戦いに身を投じるムーラン。その勇敢で健気、本国で昔から愛されてきたキャラクターが、本作で凛と咲き誇る。

中国、南北朝時代。勝気な女性、ホア・ムーランが暮らしている魏の国は、貪欲で残忍な柔然軍の侵攻に脅かされていた。将軍が下した徴兵令により、高齢で病弱なムーランの父が出征を余儀なくされる。父の身を案じたムーランは、家族には告げず夜中にこっそりと家を抜け出し、父のかわりに男装の戦士として従軍する。もしも女であることが分かれば、重い刑が科せられることも厭わず、鎧に身を包んだ勇敢な兵士として戦場を駆ける。

やがて、何万もの敵国の兵による容赦ない攻撃に耐えきれず、一人、また一人と仲間を失い、壊滅的な状態に追い詰められていく。初めこそ父の代わりに出征を決意したムーランだったが、国で待つ民の平穏と国を守るという強い信念が芽生えていた。たとえ一人になっても、命を賭けて柔然軍と戦うことを決意し、食料も絶えた中で生き残った少数の仲間とともに柔然軍が迫る国境に留まるが…。
ムーランをはじめとする魏の国vs柔然軍との壮絶を極める戦いは、手に汗握るシーンの連続。併せて解禁された予告編からも、馬上での剣さばきや果敢に敵陣に突入していく様子などハードなアクション要素満載、スペクタクルな演出とVFX描写により圧倒的な迫力が伝わるものとなっている。
『ムーラン -戦場の花-』は12月23日(水)よりDVDレンタル・デジタル配信開始