現在、4月末~5月初旬の完成を目指して鋭意製作中だという本作は、再集結したスタッフとキャストが一度も会わずに、“完全リモート”で創る短編映画。
撮影は、ビデオ通話の画面やキャストがスマートフォンで自撮りを行い、上田監督が受け取って編集、完成させる予定。「完全リモートで映像作品を作った奴らの話」を、現実とフィクションの虚実がないまぜになった、いましかつくれない作品を目指す。

本作について上田監督は「新型コロナウイルスの感染拡大。未曾有の事態に世界中が不安に包まれています。外出自粛要請、感染への不安により『人に会えない』状況が続いています。いま、自分にできること。それはやはり『明るいエンターテイメント』を創って、それを楽しんでもらうことだと思いました。いま下を向いている誰かに前を向いてもらいたい。本作で誰かの暗い気分を少しでも明るくできたらと思います」と思いを明かしている。
なお、本作の未公開映像や監督・キャストからのメッセージを動画を本日、「MotionGallery」のクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」内に特典として提供される。
ストーリー
新型ウイルスの感染拡大で外出自粛を余儀なくされている日本。そんな中、自宅待機中の映像ディレクター・日暮の元に笹原、古沢の両プロデューサーからビデオ電話がかかってくる。「今月中に再現ドラマを1本作って欲しい」という無茶ぶり…。「家から出れないこの状況で撮影は出来ませんよ」と渋る日暮に、笹原プロデューサーが答える。「スタッフキャスト全員、自宅から一歩も出ず、一度も会わず、完全リモートで作ります」。かくして、完全リモートでの映像制作が始まる…!
『カメラを止めるな!リモート大作戦!』は4月末~5月頭頃、YouTubeにて公開予定。