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すでに日本語吹き替えキャストには、主人公ヴィクトリア役の葵わかな、マンカストラップ役の山崎育三郎をはじめ、秋山竜次(ロバート)、森崎ウィン、「Official髭男dism」藤原聡、大竹しのぶらが決定している本作。
今回新たに発表されたのは、山寺宏一、浦嶋りんこ、RIRI、宮野真守、沢城みゆき、山路和弘、そして宝田明といった“極上の日本語吹き替え版”の名にふさわしい多彩なキャストたちだ。
山寺宏一/マキャヴィティ
『アラジン』や『SING/シング』にて美声を披露している山寺さんが今回吹き替えるのは、オリジナル版ではイドリス・エルバが演じる、神出鬼没で恐ろしい力を持つお尋ね者の猫・マキャヴィティ。
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「参加出来て嬉しかったです!」と本作への出演を喜んだ山寺さんは、「ミュージカルで観たマキャヴィティは、あまり姿を現さず歌ってもいなかったと記憶してるんですが、映画版ではしっかり出て来て歌も(少しですが)歌っているので、やりがいがありました!不気味で怖いだけじゃないんです」とキャラクターをアピールしている。
浦嶋りんこ/ジェニエニドッツ
「DREAMS COME TRUE」などのバックコーラスを担当し、舞台「レ・ミゼラブル」やミュージカル「メリー・ポピンズ」などにも出演する浦嶋さんは、レベル・ウィルソン演じるジェニエニドッツを吹き替え。

昼間はぐうたらで夜は元気なおばさん猫ジェニエニドッツ。「私も夜行性で、夜の活動が活発。○キブリは食べないですが、ネズミは子供の頃ポケットに入ってました(笑)」とキャラクターとの共通点を明かした浦嶋さんは、「世界で二カ国のみ!に、吹替え収録後あらためて震えがきてます!最高に興奮して吹替えに挑みました!」と収録をふり返っている。
RIRI/ボンバルリーナ
『ライオン・キング』日本版オフィシャルソングに大抜擢された若手シンガーRIRIは、マキャヴィティと行動を共にする妖艶な雌猫・ボンバルリーナ役(テイラー・スウィフト)を。

「ミュージカルも、映画の吹替えも初めての経験でしたので、とてもエキサイトしました!」と演じた感想を明かしたRIRIさんは、「ボンバルリーナは、妖艶な猫のキャラクターなので表現が難しかったですが、すべて本当に楽しくて、演じることの楽しさも知れた、とても素敵な機会でした!」とコメントしている。
宮野真守&沢城みゆき/マンゴジェリー&ランペルティーザ
「DEATH NOTE」ほか様々な人気作品でメインキャストを務め、また歌手としても活躍する宮野さんと、クロエ・グレース・モレッツ、テッサ・トンプソンなど吹き替えも多く担当する沢城さん。そんな演技&歌唱力ともに実力を兼ね備える2人が吹き替えるのは、ダニー・コリンズ&ニーヴ・モーガンがそれぞれ演じているイタズラ好きかつ盗みのプロで悪名高きコソ泥カップル猫のマンゴジェリー&ランペルティーザ。

宮野さんは「『キャッツ』を観劇して大変感動し、衝撃を受けたので、このような形で携わることができて、本当に幸せです!」と参加を喜び、沢城さんは「楽曲の中でキャラクターを作っていく作業は初めてで、1テイク毎に細かな演出をいただき、少しづつ形にしていきました。...我慢はしない気質のランペル!解放されるようで心地良かったです」とアフレコの様子を明かしている。
またキャラクターの共通点については、近年「おげんさんといっしょ」などTV出演も話題の宮野さんは、「おどけ役でお調子者なところと、小心者なところでしょうか......(笑)」と言い、一方沢城さんは「…ぱっと、思いついたのは、相方のことが大好きなところ(笑)でしょうか」と回答。
「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ、「K」、「デュラララ!!」、『ペット』など共演も多い2人。沢城さんは「宮野さんとこうした間柄は新鮮で嬉しかったです」と話している。
山路和弘/グロールタイガー
アル・パチーノ、ウィレム・デフォー、ヒュー・ジャックマンらスターの吹き替えを数多く担当する山路さんは、「テムズの悪魔」と恐れられた船が住処の荒くれ猫グロールタイガー(レイ・ウィンストン)の声を務める。
「歌だけ吹替るなんて、生涯ないと思ってた。選んでいただけて光栄でした」と感謝した山路さんは、「ただの酔っ払いのオヤジみたいになったかなぁ、、だとしたら、それが共通点?」とキャラクターとの共通点を語った。
宝田明/ガス

俳優で声優の宝田さんは、かつては劇場の大スター、いまは過去の栄光を懐かしむ老猫、イアン・マッケランが演じているガスの声を担当。「此の世に存する生命体は、全て喜怒哀楽を有する。猫とて同じ事。彼が吐き出す言葉に少しく味付けをして、素直に挑戦した」とコメントしている。
『キャッツ』は1月24日(金)より全国にて公開。