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本作は、圧倒的な人気を誇りながらも、その人生は多くの謎に包まれていた北斎の<画狂人生>をはじめて映画化。
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今回解禁された超ティザービジュアルでは、葛飾北斎の代表作として知られ、海外では“THE GREAT WAVE”の呼称で愛される代表作「富嶽三十六景」の一図、「神奈川沖浪裏」が描かれた襖と、その間から絵と重なる位置に覗く富士山を背景に筆を構える、柳楽さん演じる青年期の北斎の姿が! 柳楽さんらしい情熱に満ちた鋭いまなざしが印象的だ。
さらには、売れない絵師として葛藤の中で筆をとり続けた日々を経て晩年に大成し、芸術家としての情熱を失うことなく孤独に自らの画才を磨き続けた、北斎の波乱万丈な画狂人生を象徴するかのように「その筆に宿る、狂気。」という刺激的なコピーが添えられている。
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また、特別映像では、19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、ゴッホ、モネ、ドガなど数々のアーティストに影響を与え、米LIFE誌「この1000年で偉大な業績を残した100人」に唯一の日本人として選ばれた、“世界で最も有名な日本人”葛飾北斎のスゴさをポップなテイストでギュッと1分に凝縮! なんと本映像は英語、フランス語、中国語に翻訳され、世界に向けて同時解禁される。
映像には、平均寿命が40歳といわれた時代に、70歳を超えてから人生のピークを迎え、享年90歳という長寿を全うしたことや、娯楽が庶民を堕落させるものとみなされた時代に生涯を通して3万点以上の作品を描いたと言われていることなど、北斎に関するエピソードが散りばめられている。
また、映像の最後には、柳楽さんと田中さんが演じる2つの時代の北斎が作品に向き合う様子が初お披露目となり、なかでも老年期を演じる田中さんは北斎の自画像を参考に容姿を似せるために頭を剃るなど、徹底した役作りを見せる。
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現存する「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の版画が、2017年のニューヨークでのオークションにて1億円以上で落札されたほか、世界各地で「北斎展」が開催されるたびに観客が殺到するなど、世界中でいまなお愛され続けている葛飾北斎。生誕260周年を迎える2020年は、マンガやアニメなど日本オリジナルのコンテンツの原点である北斎の知られざる人生を伝えるべく、<HOKUSAI2020プロジェクト>として海外映画祭への参加や海外配給を視野に入れたプロモーションを展開していく。
『HOKUSAI』は2020年初夏、全国にて公開。