映画祭ならではのbehind-the-scene(裏話)をご紹介。
映画館の前に飾られている今回の東京国際映画祭のバナーを朝の出勤時にパシャリ。すると、そこにはワールドフォーカス部門の『チェリー・レーン7番地』のヨン・ファン監督が歩いていて写ってました。笑(帽子をかぶっている人)
ちなみに、この『チェリー・レーン7番地』は今年のヴェネチア国際映画祭のコンペ部門にアニメーションとして初めて選出されて、かつ見事に脚本賞をかっさらっていったというスゴイ作品で、画の美しさにとろけてしまうような傑作です。そして、これも映画祭あるあるですが、たまたま会場であった行定勲監督もこの作品をご覧になっていて、「今年一番!」と激讃していました。
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コンペ部門の『動物だけが知っている』の記者会見とQ&Aの舞台裏。本作に出演しているドゥニ・メノーシェさんとナディア・テレスツィエンキーヴィッツさんにお会いしました。普通に映画館の入口に立っていたので、お声がけして控え室にご案内しようとしたら、ファンの方からサインを求められて、ドゥニさんどうするのかな? と思っていたら、気さくに応じてくれました。
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『イングロリアス・バスターズ』や『ジュリアン』などでとても怖い役を演じていたのでちょっと僕もビビりつつ案内していたのですが、あまりの優しさのギャップにやられてしまいました。その後、記者会見とQ&Aがあったのですが、そのMC打ち合わせの様子も撮影させてくれて、お二人とも皆さんからの質問もとても楽しんでいる様子でした。ナディアさんはうちの学生応援団のインタビューにも応じてくれて、初来日を満喫してました。
そして、劇場の外に出ると長蛇の列が。
何だ? と思ったらドゥニさんたちへのサイン待ちの列でした。海外の映画祭でもよく見かけていたシーンでしたが、日本でもあるんだなと嬉しくなりました。
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普通に映画館で、
スタッフ・キャストに出会うことが出来て
直接色んな質問が出来て
サインをもらえたり、写真も撮ってもらえたり
映画祭ならではのあるあるです。