※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

LiLiCo、ジレンマを語る「素晴らしい作品を紹介できなくなったらもったいない!」

「第1回なかまぁるShort Film Contest受賞発表&上映」とトークイベント「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」が10月7日(月)、浜離宮朝日ホールにて行われ、LiLiCo、丹野智文、どんぐり、加藤マニが登壇した。

最新ニュース レポート
PR
注目記事
「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」
「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」
  • 「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」
  • 「第1回なかまぁるShort Film Contest受賞発表&上映」
  • 「第1回なかまぁるShort Film Contest受賞発表&上映」
  • 「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」
  • 「第1回なかまぁるShort Film Contest受賞発表&上映」「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」
  • 「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」
  • 「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」
「第1回なかまぁるShort Film Contest受賞発表&上映」とトークイベント「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」が10月7日(月)、浜離宮朝日ホールにて行われ、LiLiCo、丹野智文、どんぐり、加藤マニが登壇した。

「第1回なかまぁるShort Film Contest」は、ショートフィルムの総合ブランド「SHORTSHORTS」と、認知症に特化したウェブメディア「なかまぁる」による、日本初、認知症に特化したショートフィルムコンテスト。認知症に関する取り組みの新たな可能性や、解決すべき課題などを様々な視点から見つめ直し、ショートフィルムという映像表現を通じて世の中に発信していく狙いで開催された。

『カメ止め!』どんぐり、初MVでセーラー服姿に


「第1回なかまぁるShort Film Contest受賞発表&上映」
ミュージックビデオ特別賞を受賞した加藤監督の『愛のカタチ』に出演したどんぐりさんは、『カメラを止めるな!』の名演で一躍有名になった女優で、本作がMV初出演となった。キャスティングのポイントを聞かれた加藤監督は、「『カメラを止めるな!』で初めてお芝居を観て、かなりコメディエンヌというか、面白領域をフルに生かしている感じがあった。もしシリアスな、より情緒深いとどうなるんだろうと思って撮っていました」と経緯を話した。

「第1回なかまぁるShort Film Contest受賞発表&上映」
オファーを受けたどんぐりさんは、「歌を聞いて、素晴らしいな、これは出たいと思いました。何回聞いても泣けてきたりするので」と、歌を絶賛。MVでは認知症の女性という難しい役どころに挑戦し、若い頃の思い出を演じる上でセーラー服姿も披露。会場に集まった観客と観てからの登壇となったため、どんぐりさんは「たくさんの皆さんと大きな画面で自分がセーラー服を着ている姿を観るのが恥ずかしかったです(笑)」と茶目っけたっぷりに照れ笑いしていた。

LiLiCo、ジレンマを語る「素晴らしい作品を紹介できなくなったらもったいない」


「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」
トークイベントに登壇したLiLiCoさんは、もともと「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」のアンバサダーも務めており、ショートフィルムに縁が深い。「以前はショートフィルムは安い予算で作れるので、長編を作るための登竜門みたいな方が多かった。でも、5年くらい前から逆で、長編を作ってきたクリエイターがあえて作りたいと。本当に作りたいことを詰め込むことができるから」と変遷を解説しながら、ショートフィルムへの愛を込める。

認知症に特化した本映画祭について、LiLiCoさんは「若いときは縁もないと思っていたと思うけど、ショートフィルムで伝えられるのは素晴らしいと思っています」と前置きした上で、映画を紹介するコメンテーターの仕事をやっていて思うことがあると口火を切った。

「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」
「最近、すごく気を遣わなければいけない世の中になって、何もしゃべれないのが私は好きじゃない。素晴らしい作品を紹介できなくなったらもったいないし、たまたま最近、そういうことがあったんです」と“男性の妊活”を描く『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』を例に挙げ、「スタジオでなかなかトークができないと言われたから、なんでか聞いたら『頑張っている人いっぱいいるので…』と言われてしまった。それでも映画を通して、ちょっとだけ明るいものが見えるとってもいい作品だったのに、それをフォローできなかったのが、ものすごくジレンマで。もっともっと、こういうことをやったほうがいいと思います。素晴らしいです!」と訴え、「この映画祭も頑張って続けてください。来年めちゃくちゃ楽しみです、また来ますよ!」とにやりと微笑み、会場を希望で包んでいた。

「第1回なかまぁるShort Film Contest受賞発表&上映」「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」
ノミネート・受賞作品は、10月中旬に「なかまぁる」WEBサイトにて公開予定。
「なかまぁる」WEBサイト

<提供:ショートショート実行委員会>
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top