トランスジェンダーモデルのヴァレンティナ・サンパイオが、インスタグラムで「VSピンク」の撮影をほのめかす画像を投稿した。先輩「VS」モデルのリリー・オルドリッジから「とても素敵」、トランスジェンダー女優のラバーン・コックスから「ワオ ついに!」とのコメントが届き、ファンたちもヴァレンティナを祝福している。
昨年、「VS」のCMOエド・ラゼックは、「VS」のショーにトランスジェンダーやプラスサイズのモデルを起用していくべきだという声に、「ノー。そうすべきではない。だって、ショーはファンタジーであり、42分間の特別なエンターテインメントだから」とブランドのスタンスを語り、バッシングを浴びた。のちに謝罪し、「オーディションにトランスジェンダーのモデルたちが来たこともあったが、ほかのモデルたちと同じように落選した。性別が問題になったわけじゃない」と弁解。このような経緯があったため、今回ヴァレンティナが起用されたことは、「VS」にとって大きな変化なのだ。