全世界累計観客動員数は8100万人、日本公演通算1万回を記録するなど、1981年のロンドン初演以来、いまなお世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔「キャッツ」。イギリスを代表する詩人T・S・エリオットの詩集をもとに、「オペラ座の怪人」などで知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲、「レ・ミゼラブル」などで知られるキャメロン・マッキントッシュがプロデュースを手掛けた奇跡のような作品が超豪華キャストとスタッフにより映画化。
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白猫のヴィクトリアを演じるのは、英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルダンサーを務めるフランチェスカ・ヘイワード。『ピーターラビット』の声や「カープール・カラオケ」のホストとして人気を集め、日本でも「SK-ll」のCMで知られるジェームズ・コーデンがバストファージョーンズを、『ドリームガールズ』で高い歌唱力と演技力を発揮し、第79回アカデミー賞助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソンがグリザベラとして出演。
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また、グラミー賞32回ノミネート、10度の受賞経験を持つ世界的人気シンガー、テイラー・スウィフトもボンバルリーナで出演するほか、オールドデュトロノミーを英国の至宝ジュディ・デンチ、マキャヴィティをイドリス・エルバ、ガスをイアン・マッケラン、ジェニエニドッツをレベル・ウィルソンが演じ、多彩なジャンルから超豪華キャストたちが勢ぞろい。
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本作の監督を務めるのは、第83回アカデミー賞受賞作品『英国王のスピーチ』や、『レ・ミゼラブル』で歴史的ミュージカルの映画化を成功に導いたトム・フーパー。振付は、トニー賞受賞の「ハミルトン」やブロードウェイ版「キャッツ」でも振付を担当したアンディ・ブランケンビューラーが担当! さらに映画界の巨匠スティーヴン・スピルバーグも製作総指揮をつとめる。
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解禁された予告編では、この超豪華なキャスト陣がCGで“猫”と化しており、ジェニファー・ハドソンが歌う名曲「メモリー」に合わせて映像が展開、その圧倒的歌唱力が観る人の心に響いていく。本作ではフーパー監督が現場での生歌にこだわり、各キャスト陣が撮影現場で歌った生歌が収録されているというだけに、テイラー・スウィフトをはじめ、その歌唱力と表現力を認められたキャストたちの競演に期待が高まるばかりだ。
『キャッツ』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。