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6月21日の全米公開に先駆けて行われたワールドプレミアの会場となったのは、本シリーズお馴染みのハリウッドのエル・キャピタン・シアター。まるでおもちゃの世界に入り込んだような装飾が施され、ウッディやバズ、今回新たに登場するフォーキーもレッドカーペットに登場した。
同じく新たにシリーズに仲間入りしたデューク・カブーン役のキアヌが姿を見せると、会場からは大歓声が。そしてキアヌは、サービス精神に溢れた神対応で来場した何百人ものファンを喜ばせていた。
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「『トイ・ストーリー』は僕にとって特別な作品だ」と明かすキアヌは、「物語、キャラクターはどれも本当に面白く秀逸で感情に訴えかけてくる。たくさんのキャラクターがあり、物語があり、感情があり、キャラクターの願いであったり、おもちゃ同士またはおもちゃと子どもの繋がりを見ることができるんだ。本作に関われたことが本当に嬉しいよ」と本作への参加を喜ぶ。
カナダ出身のスタントマンのおもちゃで、過去に子どもから飽きられてしまい自信を喪失しているデュークというキャラクターについては「ピクサー・スタジオで監督たちに会ったとき、 彼からとてつもないエネルギーを感じ取ることができた。デュークはとても素晴らしいキャラクターだよ」と語った。
さらに、主人公のウッディを演じるトムが登場すると、会場の熱気はさらにヒートアップ! シリーズの魅力についてトムは「一番の魅力はおもちゃが経験する全てのことへの親しみやすさと、おもちゃが持つ感情だと思う。おもちゃの物語だけど彼らが経験することは、人間である私たちにも通じているものなんだ」と明かし、「僕たちはウッディたちの持ち主への愛情を見て羨ましさを感じずにはいられないよね」と熱弁。
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24年以上もウッディを演じてきたことについては「毎回大きな責任を感じているよ」とプレッシャーを語り、「“トイ・ストーリー“は数年制作に費やしている間に物語が変わっていく。だから僕たちがスタジオに入る時は毎回、変更点や新しいことが湧き上がってくるんだ。僕が愛するウッディの声を演じることは、ウッディ達が経験する全てのことへの解釈にも関わってくる程、とても大切なんだよ」とコメントした。
そして、本作の監督ジョシュ・クーリーは「僕もみんなと同じように3作目が大好きだし、最高の形のラストだった」と前作をふり返り、「でもウッディがボニーの手に渡り、これからどうなってしまうんだろうか? と思ったら、いろんなアイデアが湧いてきたんだよ。“終わりはいつだって新しい始まり”だと思うし、『トイ・ストーリー4』と呼ぶにふさわしいクオリティの映画ができたと思う」と本作への自信を語っている。
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『トイ・ストーリー4』は7月12日(金)より全国にて公開。