2005年、映画『電車男』を企画・プロデュースし大ヒットを記録。その後『デトロイト・メタル・シティ』『告白』『悪人』『モテキ』など次々とヒット作を世に送り出し、2016年には劇場アニメ『君の名は。』をプロデュースして250億円を超える興行収入を記録するなど、映画プロデューサーとして大きな業績を上げる一方、作家としても「世界から猫が消えたなら」「億男」などを発表。また劇場版『ドラえもん のび太の宝島』の脚本も手掛けた川村さん。

慶應義塾大学を卒業後、リポーターなどを経て「筑紫哲也 NEWS23」「報道特集」などでキャスターを経験。報道畑で活躍する一方、「ビートたけしのTVタックル」の進行を担当したのをきっかけにそのキャラクター性にもスポットが当たり、近年はエッセイストとして、「とと姉ちゃん」「陸王」などでは女優として活動と、多面的な顔もみせる阿川さん。

今回は順風にキャリアを重ねる一方「実はいつも苦しい」という川村さんが、多忙にも関わらず楽しく日々を過ごすという阿川さんに、秘けつを尋ねようと収録に臨む。しかしトークは“聞き名人”として知られる阿川さんのペースになり、川村さんは自分の恋の苦い体験まで話してしまう。
さらに話題は川村さんが発表した小説から介護の話に。介護は自分の記憶を取り戻す作業だという川村さん、母親の介護に前向きに取り組んでいるという阿川さん、2人が出した結論とは!?
日本映画史に残る大ヒットとなった『君の名は。』から3年、川村さんが新海誠監督と再びタッグを組んで送る劇場アニメ『天気の子』が7月19日(金)より全国東宝系にて公開。
東京にやってきた家出少年の帆高と不思議な力を持つ少女・陽菜。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語となる同作。
森嶋帆高役を2.5次元舞台で人気の醍醐虎汰朗が、天野陽菜役を「3年A組-今から皆さんは、人質です-」などの森七菜が担当、小栗旬、本田翼、倍賞千恵子、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴らも声優として参加する。

ヒットメーカーとして活躍中の川村さんと「聞き名人」としてテレビに雑誌にと大活躍の阿川さんの2人が仕事術について本音で語り合う「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」は6月1日(土)22時~NHK Eテレで放送。