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4月29日に TBSラジオ「アフター6 ジャンクション」にて放送された、“みんなの「推しリーアム」は「何ニーソン」?リーアム・ニーソン総選挙”の回にも登場した、リーアム好きで知られる真魚氏とてらさわ氏。
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この日の試写会に訪れた観客は熱心なリスナーが多く、すでに総選挙の回の放送もほぼ全員がチェック済みで、映画への準備は万端。「知的なリーアム・ニーソンが好きです」という真魚氏のゆるい自己紹介に会場からは温かな拍手が送られ、アットホームな雰囲気に。そして、さっそく話は総選挙の結果へと移った。
みんなの「推しリーアム」ベスト10発表!「真面目にやった仕事って何本?」
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結果の感想を聞かれた真魚氏は、「最近のアクションものが多かったですね。『プルートで朝食を』や『アフターライフ』のようなマイナーな作品が好きな私は、もうちょっと地味な作品があってもよかったのになと思いました」と正直なところを吐露。
一方、てらさわ氏からは「なかなか変なランキングでしたよね。あの人はいろいろな仕事をするけれども、あの10本の中でリーアムが真面目にやった仕事って何本あったんだろう?ってかんじです(笑)」と衝撃発言が!?
「いつもいい仕事はしているけど、本人の入れ込み具合はどうなのか気になる。以前は『シンドラーのリスト』などの文芸超大作もやっていたけど、最近は“アクション”と“特別出演枠”のふたつの仕事で回っている」という冷静な分析に会場は大爆笑。それを受け、真魚氏も「本当に好きな出演作とそうでもない作品が何なのか、一度本人に聞いてみたいですね」と相槌を打った。
“みんなの「推しリーアム」は「何ニーソン」?リーアム・ニーソン総選挙“結果
1位 スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
2位 ダークマン
3位 96時間
4位 怪物はささやく
5位 THE GREY 凍える太陽
6位 誘拐の掟
7位 レゴムービー
8位 沈黙 -サイレンス-
9位 シンドラーのリスト
10位 フライト・ゲーム
『スノー・ロワイヤル』のリーアムは「過去はないけど、なんとなく強い」&「復讐の精霊」!?
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そんなリーアムの最新作である『スノー・ロワイヤル』の話になると、真魚氏は「とても面白かったですね。いつもは元殺し屋や、元傭兵みたいな背景のある男を演じることが多いけれど、今回はただの除雪作業員。過去はとくにないけど、なんとなく強い。リーアムだから納得してしまう役なんですね。犯罪小説を読んで人殺しをするって、器用な人だなと思いました。通信空手みたい」と、リーアム演じる主人公ネルズ・コックスマンというキャラクターを表現すると、てらさわ氏もまた「映画をみて改めて『でかい』と思いました(笑)そしていつにもまして目が座っている気がしました。もはや復讐の精霊的な」と、それぞれ独特な感想で表現。
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映画の見どころについては、「今回は“銃器”でなく“重機”の扱いがみどころ。思わず『えっ!』と言ってしまいます」と、てらさわ氏がアピールすると、真魚氏は「私は本作の元となった『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』と本作を見比べてほしいです。もう完コピなんですよ」と言う。「ぼくも真魚さんに言われて観てみたら本当に完コピ。おんなじシーンがいくつもありました。Amazonプライムで観ることができるので、ぜひ本作を観た後に時間を空けずに観てほしい。なんなら今日帰りの電車の中で見てもらいたいくらいです」と、本作の新たな楽しみ方を伝授した。
「笑える白いフィルムノワール」であり「なかなかない変な映画」
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また、個性豊かなキャラクターがたくさん登場する本作の“推しメン”を聞かれると、真魚氏は「いつも余計な一言を言ってしまうギャングの子分にハラハラしました」、てらさわ氏は「禿げた乙女な中年マフィア幹部がよかった」と明かす。さらに真魚氏が「それぞれの個性とセリフがすべて伏線になっているのが本作の面白いところ。伏線の回収がとてもうまいんです」と語ると、てらさわ氏は「あといちいち洒落ているんです。エンドクレジットも気が利いている」と言葉を続け、双方大絶賛。
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イベント最後の挨拶では「本作は笑える白いフィルムノワールというかんじ。一応スリラーの要素もあって、コメディやアクションでは片づけられない魅力があります」(真魚氏)、「新しい、見たことのないものがいっぱい出てきますが、その要素とリーアムの化学反応が素晴らしい。たるむところが一瞬もない、なかなかない変な映画となっているのでぜひ楽しんでください」(てらさわ氏)と、それぞれ“一風変わった”本作の魅力をアピールしていた。
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『スノー・ロワイヤル』は6月7日(金)より全国にて公開。