東宝東和で洋画を手掛けて1年。初めての洋画の仕事をとても楽しんでいたのですが、まさかの異動でユニジャパンに行くことになりました。ユニジャパンとは日本の映像文化の国際的な発展を目的とした公益財団法人で、国内外でのマーケット展開や国際共同製作の支援・推進などを行っているのですが、その中で東京国際映画祭というものが最も規模の大きい事業になっていて、僕はそこで映画祭の広報を担当することになりました。これは実は念願でした。東宝宣伝部時代に『ノルウェイの森』を担当した時にトラン・アン・ユン監督とお仕事をして、ヴェネチア国際映画祭に行かせてもらったこともあり、もっと国際的な形で映画に関わってみたいと思うようになっていて、その頃から東京国際映画祭で働いてみたいと思っていました。東京国際映画祭は実は色々な映画会社からの出向者がいて、東宝からも数名が出向していました。何を隠そう(別に隠すつもりはありませんが)、僕が学生時代にOB訪問をした先輩はその当時東京国際映画祭に出向している人でした。その人がとても楽しそうだったので、それが東宝を受ける1つの理由にもなったりしていて、まさにご縁を感じるばかりです。ここのブログ仲間でもある矢田部さんにも会う度に「ご一緒したいです!」と言っていたので、本当に夢が叶った感じです。ここに来るまで実に10年ほどかかりましたが、やはり言い続けるということが大事ですね。折れなくてよかった。45歳にして、こういうことがあるのかと思うと、本当に人生は映画のように面白いです。ということで、これからは東京国際映画祭の人間です。今年は10/28(月)~11/5(火)の開催ですので、いまからブックマークヨロシクお願いします!!東京国際映画祭公式サイトhttps://2019.tiff-jp.net/ja/【2019.4.17】